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新型プレマシー、デビュー。 i-stop搭載車も!

今年3月のジュネーブショーで世界初公開されたMazda5ことマツダ プレマシーが7月1日に登場。「時代に合ったスマートな選択」をコンセプトに5年ぶりのフルモデルチェンジを果たした。価格は179万9000円~209万9000円。月販目標台数は1800台。

■量産車初、マツダ独自のNAGAREデザインを採用

ボディサイズは全長4585mm(+20mm)×全幅1750mm(+5mm)×全高1615mm(±0mm)、ホイールベース2750mm(±0mm)と若干アップ。※()は先代比。新たに5ポイントグリルが与えられたフロントフェイスから、サイドのキャラクターライン~リアまで流れる造形は、水や風の流れなど自然の美しさにインスパイアされた「NAGARE(流れ)」デザインによるものだ。

空力性能はクラストップレベルのCd値0.30を達成し、同時に静粛性も先代に比べ約10%向上した。

■内装

インフォメーションディスプレイを先代よりも上方に設置することで視線移動量を低減し、運転のしやすさを向上したほか、2連メーターのリング部分などにシルバーやクロムメッキ加飾を施すなどスポーティで上質感のある演出がなされた。

また先代で好評だったという大開口の両側スライドドアやプレマシー独自のパッケージングコンセプト「6+One※」は継承しつつ、新たに片側のみ電動スライドドアとなるオプション設定や、2列目中央シート(助手席側の2列目シート座面下に格納)のクッションの厚みをアップし座り心地を向上した。
※6+One…左右独立の2列目シート座面下に、収納ボックス(運転席側)と中央シートの座面(助手席側)を格納。両席の間にできたスペースを乗員数や用途に合わせアレンジできる。

■i-stop搭載で燃費は16.0km/L

最大のトピックは、アクセラ、ビアンテに続き3車種目となるマツダ独自のアイドリングストップ機構「i-stop」の搭載(20S、20EのFF車)だ。2.0リッター直噴のDISIエンジンに5ATの組み合わせで、10・15モード燃費は先代比で約7.0%アップの16.0km/Lをマーク。2.0リッター国産ミニバンとしてはトップクラスの燃費性能で、エコカー減税及び新車購入補助金の対象車となる。

またドライバーのアクセル開度や車速などに応じたエコランプの点灯や、インパネ中央部のインフォメーションディスプレイに瞬間燃費や平均燃費を表示するトリップコンピューターを全車に標準装備し、エコドライブをサポートする。

■DSCが標準装備など安全面も充実

先代ではオプション扱いだったDSC(横滑り防止装置)が20S、20EのFF車に標準装備となるほか、ブレーキオーバーライドシステムを全車に標準装備。カラクリ7thシートを含む全席に3点式シートベルト&ヘッドレストを採用するなど、安全面の充実も図っている。

★…エコカー減税&補助金対象車
☆…i-stop搭載車
※4WD車は8月上旬発売予定

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