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500万円台前半で買える3列シートSUV「GLB」はメルセデス初心者のベストモデルかも

500万円台前半で買える3列シートSUV「GLB」はメルセデス初心者のベストモデルかも

ライターの伊藤梓氏とメルセデス・ベンツ GLB 200 dの3列目シート

3列目のシートは使い勝手要確認

近年のディーゼルモデルは、エンジン音が気にならないものが多いが、上り坂や高速の合流など、力強く加速するシーンで「グロロロロ……」というディーゼルらしい音がはっきりと聞こえてくる。「メルセデスらしからぬ音!」と驚いたものの、それに合わせてしっかりとパワーが出るので、運転するうちに気にならなくなっていた。

正直に言うと、GLBは他のメルセデスのセダンモデルなどのように、精緻なドライビングフィールはあまり感じられない。メルセデスといえば、車体をギュッと凝縮したようなボディの剛性感と重厚感、ドアを閉めたら外界の影響を何も受け付けないような堅牢さを感じるのだが、GLBはそれらの「メルセデスらしさ」のネジを二回りくらいゆるめたようなモデルだ。

ひとつ、他モデルとの共通点は、回頭性と小回りが抜群なところ。大きいボディでFFベースのモデルにも関わらず、ハンドリングは切れ味が良いので、誰でも扱いやすいだろうなと感じた。

乗り心地にざらつきがあったり、ハンドルからのインフォメーションがちょっと抜けていたり、メルセデスに慣れ親しんだ人は良い印象は持ちにくいかもしれないが、このGLBの「ゆるさ」は、ある意味で新規ユーザーのとっつきやすさを生んでいるような気もする。

日本ではGLBは3列シートのみの設定なので、この使い勝手もどうなのか気になるところ。早速、乗り込んでみようと後席ドアを開けてみると、ホイールハウスが3列目まで干渉している上に、フロアもそれなりに高いので「よっこいしょ!」と体を持ち上げないと乗り込めない。

ファミリーユースで、もし年配の方を後ろの席に乗せることを考えているとしたら、ちょっと厳しいかもしれない。足元も狭いので、3列目はあくまで緊急用と考えた方がいいだろう。

その代わり、2列目の居心地は良い。シートに厚みがあってたっぷりしていて、実際に2列目に乗ってしばらくドライブしてみても、乗り心地は前席とほとんど変わらず快適だった。さらに先進のADASも装着されているので、「これなら長距離も全然大丈夫だろう」と感じる。

3列シートのSUVとは言いつつも、おそらく3列目は倒しっぱなしにして、たくさん荷物を積んでアウトドアなどに出かけるような、アクティブな若い世代やヤングファミリー層などにぴったりのモデルではないかと思う。どちらかというと「これまでの伝統的なメルセデスが好き」という人より、「輸入車のかっこいいSUVを気軽に乗りたい」という人たちに似合うのではないだろうか。

GLBは、メルセデスらしさを存分に感じることはできないかもしれないが、その代わり、たくさんの人をメルセデスの入り口に招いてくれる、ある意味「メルセデス初心者」にとって、ベストモデルなのではないかと感じた。

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伊藤 梓(いとう あずさ):ライター
クルマ好きが高じて、グラフィックデザイナーという異業種から自動車雑誌の編集者へと転身。2018年からクルマの魅力をより広く伝えるために独立。自動車関連のライターのほか、イラストレーターとしても活動している。

【 メルセデス・ベンツ GLBクラスのその他の情報 】
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