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650Sでサーキット走行。MP4-12Cとの違いは?

メルセデスとの協業からMP4-12Cの誕生まで

第2作目はF1のパートナーであったメルセデスAMGと共同開発した「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン」だ。マクラーレンはメルセデスの後ろに自社の名前が付くことに違和感を覚えたと言われ、案の定、2004年に始まったプロジェクトはわずか5年で終了してしまう。ゴードン・マーレーが作ったF1は大成功したが、メルセデスと組んだSLR マクラーレンは失敗に終わったといえるだろう。

そのころから、マクラーレンは独自でスポーツカーを開発・販売できるスポーツカー専門メーカーの設立を目指すようになる。市販車部門の名称もマクラーレン・オートモーティブとなり、工場も新設。そして、3作目の市販モデルとなったのが「MP4-12C」だ。

フォーミュラカーの頂点・F1と同じ技術で開発されたカーボン製バスタブタイプのボディと、アルミ製フレームを組み合わせたシャシーはみごとな仕上がりだった。初代スーパースポーツの「F1」から、二代目の「メルセデス・ベンツ SLR マクラーレン」、三代目の「MP4-12C」、四代目の「P1」まで、F1との共通点はミッドシップであることと、カーボンシャシーを採用していること。カーボンボディ技術ではどの自動車メーカーよりも経験を持っているというのがマクラーレンの強みなのだ。

唯一、エンジンを独自で開発できないマクラーレンは、英国のエンジン専門メーカーとして知られるリカルド社をパートナーに選び、設計・生産を委託している。

MP4-12Cは素晴らしいスポーツカーであるが、宿敵フェラーリ458と較べてパフォーマンスや走りのスパイスが物足りないという声もあったようだ。かくして、MP4-12Cを発表する前後からチューンアップ版の650Sの企画が始まったのだ。

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