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ブリヂストンのブリザックVRX2に試乗。旧型からの進化ポイントを確認

一般道で剛性アップの効果を実感

新型をパッと見ると剛性がアップしたようには見えない。溝が増えブロックが小型化しているからだ。しかし、サイプで分断されたブロック片は前後方向に拡大。剛性が高まり倒れにくいため摩耗しにくくなる。消しゴムに例えると、角は減りやすいが垂直に立てるとすり減りにくい。これと同じだ。

この手法は一般的なコンパウンドでは氷表面の水膜が行き場を失い氷上グリップがダウンしてしまう。しかしブリザックの発泡ゴムは、多数の気泡や水路が水膜の行き場をしっかり確保。吸水してゴムが氷に密着できる。接地面積が増えた分、氷上グリップも同時に高められる仕組みだ。

試乗すると剛性アップの効果が本当に良くわかる。最も効果を感じるのが一般道だ。凍結や積雪、アスファルトの轍などが入り交ざった一般的な道路では、タイヤは様々な方向から力を受けながら走る。旧型の「ブリザック VRX」は、このような場面でタイヤの変形による揺れを感じることがあった。新型のVRX2は剛性が適度にアップして挙動が安定。乗り心地が硬くなるまではいかず、しっかり適切に吸収しながら揺れもなくスムーズに走行できる。

静粛性の向上も新型の大きな特徴で、ブロックが接地する瞬間を微妙にずらしてパターンノイズを低減。スタッドレスの中でブリザックは以前から静粛性には定評があったが、さらに静かで質感の高い走りが可能になった。

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