中古車の年式は古い方がお得?年式と値段の関係や走行距離の注意点【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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年式の古い車は安価な点が魅力ですが、一方で長いこと使用されてきているため、故障などのリスクを抱えているのも事実です。せっかく安く購入できても、修理費用がかさんでしまっては本末転倒になりかねません。
ここでは、年式が古い中古車のデメリットを解説します。低年式の車にかかる費用を正しく理解して、賢く中古車を購入しましょう。
低年式の車は、部品の劣化や消耗が激しいため高頻度でメンテナンスが必要となり、その費用が高年式の車よりも割高になります。メンテナンス費用の目安は以下の通りです。
・車検費用
普通車の場合:約5~7万円、軽自動車の場合約3万円(各法定点検費用:約1~3万円)
・オイルエレメントやタイヤなどの交換費用
普通車の場合:約7万円/年、コンパクトカーの場合:約5万円/年、軽自動車の場合:約3万円/年
また、多走行車なら、さらに追加費用がかかるケースもあるので気を付けましょう。
車における燃料費はガソリン代のことを指します。走行距離や燃費性能、ガソリン価格などの複数の要素から日々変動するのが特徴です。
低年式の車は、エンジン部分の劣化で燃費性能が悪く、ガソリン代が高くなります。また、燃費性能が優れた車が増えているので、低年式車はその燃費性能の悪さがかえって目立つこともあるでしょう。ガソリン代を極力抑えたい方は、中古車選びでも軽自動車やコンパクトカーを検討するのがおすすめです。
同じ低年式の車であっても、経過年数に応じて課税額が異なるので注意が必要です。特に税額が高くなるとされている初度登録から13年経過のタイミングは、車種別に以下を参考にしてみてください。
・普通自動車
初度登録年月から「12年11か月」経過後
・軽自動車
初度検査年から13年を経過した年の「12月」以降
また、ディーゼル車では、初年度登録から11年経過すると増税の対象となります。
低年式の車は事故のリスクが高いので、自動車保険の料金も高くなってしまいます。自動車保険料を決める際は「型式別料率クラス」が採用されており、4項目を17段階で評価しています。
車両保険に加入すれば車の修理費用を賄ってくれますが、金額は加入時の時価額で決まり、低年式の車の補償額が低くなってしまうのです。保険料は高いのに十分な補償を受けられないといった事態を避けるために、低年式車の保険加入時はよく検討してから内容を決めましょう。
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