コロナ禍のなか3月の新車販売は約1割縮小【マーケット概況・3月】
掲載 更新 carview! 30
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3月の乗用車ランキングは、トップ20に入った軽自動車の数が前月の8台から10台に増えた一方、前月は軽がトップ6までを独占していたのに対し、3月は「トヨタ カローラ」と「ホンダ フィット」が割って入るなど、勢力図に変化が見られた。
首位は前月と変わらず「ホンダ N-BOX」が獲得。台数は2万2078台と2万台の大台を突破した。2位は1万7370台を登録した「ダイハツ タント」。日産デイズを抜いて2位に浮上した。3位には1万6327台を登録した「トヨタ カローラ」が入った。カローラが登録車の首位に立ったのは3ヶ月ぶり。
4位は前月と変わらず「スズキ スペーシア」。5位には、2月に新型に切り替わった「ホンダ フィット」が浮上してきた。新型の発売は月の半ばだったにもかかわらず、幸先のいいスタートを切った。6位には「ダイハツ ムーヴ」がランクインした。
また、7位には、新登場の「トヨタ ヤリス」が入った。登録台数は1万3164台で、登録車に限れば3位だった。8位は「トヨタ ライズ」が入った。
なお、2019年度の累計では総合1位が「ホンダ N-BOX」(24万7707台)、2位「ダイハツ タント」(17万2679台)、3位「スズキ スペーシア」(15万9799台)の順。4位と5位には「日産 デイズ」と「ダイハツ ムーヴ」が入り、トップ5を軽自動車が独占した。登録車では1位「トヨタ カローラ」、「トヨタ プリウス」、3位「トヨタ シエンタ」となり、トヨタ車がトップ3を占めた。

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