中古車を購入したら納車まで何日かかる？流れや納車日を早めるコツを紹介【購入ガイド】

中古車を購入するときに必要な書類

購入時の手続きや契約をスムーズに進めるためには、必要書類の準備も行うことがオススメです。中古車の購入は、新車の購入と同様にさまざまな書類が必要となります。

そこで、中古車を購入する際の必要書類と用意する時のポイントを紹介しますので、確認していきましょう。

自分で用意する書類

中古車を購入する際に使用する書類には、自分で用意することとなる書類があります。書類の用意は代行を依頼できるケースもありますが、追加費用がかかる可能性もあることから事前に使用する書類をチェックしておくことがおすすめです。

普通自動車と軽自動車では、契約時に必要となる書類が異なるため、購入予定の中古車に合わせて準備しておきましょう。必要書類は以下を参考にしてください。

普通自動車購入時に必要な書類
・実印
・印鑑登録証明書
・自動車保管場所証明書（車庫証明書）
・委任状
・自動車検査証（車検証）
・自賠責保険証明書

軽自動車購入時に必要な書類
・印鑑
・住民票の写し
・自動車検査証明書
・自賠責保険証明書
・委任状

車庫証明書と印鑑登録証明書は要注意

「車庫証明書」とは、正式名を「自動車保管場所証明書」といい、車両を保管する場所があることを証明するための書類です。中古車購入に必要な書類の中でも特に取得に時間がかかり、最短でも3～4日、場合によっては1週間程度かかることもあります。

中古車販売店で書類取得の代行をしてもらえますが、代行手数料がかかるため自身での取得をおすすめします。自分で車庫証明を取得するには所轄の警察署に申請書類を提出する必要があり、この時に中古車の車台番号を記載するため、あらかじめメモしていくと良いでしょう。

中古で普通自動車を購入した場合は、登録や名義変更のために「実印」と「印鑑登録証明書（登録時に発行日から3か月以内のもの）」が必要になります。印鑑登録証明書の取得には印鑑登録が必要です。印鑑登録をしていない場合はそこから始めることになり、さらに時間がかかってしまいます。実印登録の手続きは区役所や市役所でできるため、早めに行っておきましょう。

中古車販売店が用意してくれる書類

必要書類の中には、販売店が用意してくれる書類もあります。それは以下の2点です。

・自動車検査証（車検証）
・自賠責保険証明書（自賠責保険証）

「自動車検査証」とは、自動車が保安基準であることを証明する書類です。車検対象自動車に交付され、その自動車に関する情報が細かく記載されています。中古車販売店で保管されているものなので、自分で用意する必要はありません。車を購入した後は、名義が自分の名前になっているかを必ず確認しましょう。

「自賠責保険証明書」とは、自賠責保険に加入すると発行される書類です。車を運転する時には必ず車載する必要があります。自賠責保険は車やバイクを所有する場合には加入が義務付けられており、「強制保険」とも呼ばれています。