セレナは黒がおすすめ?内外装カラーの種類と選び方のコツを解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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日産セレナは、室内空間の広さや力強いデザインが人気です。ハイウェイスター、AUTECHなど豊富なラインナップがあり、それぞれデザインや性能、ボディカラーが異なります。
車選びには機能性や使い勝手に加え、ボディカラーも重要なポイントです。セレナのボディカラーの人気は黒ですが、他には何種類あるのか、有償色だといくら追加になるのか気になる方もいるでしょう。
この記事では、セレナのボディカラーや内装色についてご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
セレナのボディカラー選びで迷ったらおすすめしたいのが、幅広い世代に受け入れられる白の「プリズムホワイト」もしくは、黒の「ダイヤモンドブラック」です。
ここでは、白色や黒色をおすすめする理由と、ボディカラー選びのポイントをご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
アメリカのペイントメーカー「アクサルタ」が調べた世界で人気のボディカラーは、白38%・黒19%となっています。次いで、グレー15%、シルバー9%です。
日本でも白35%・黒19%という結果が出ています。特に黒は2016年以降で増えており、過去最高の割合となりました。
また、黒や白のボディカラーに人気がある理由は、リセール時の価格にも関係します。セレナの中古車でも人気のあるプリズムホワイト・ダイヤモンドブラックは、査定時に加点対象になることがあげられます。
ボディカラー選びのポイントは、汚れや傷が目立ちにくく、視認性が良いものを選ぶことです。水垢や黄砂、雨の染みなどの汚れが目立つ色は、人気色である白・黒があげられます。こまめなお手入れが必要ですが、人気の高いカラーを求めている人にはおすすめです。
一方、汚れが目立たない色で人気があるのはグレーやシルバー系です。他の色に比べて、汚れや水埃などが目立ちにくいというメリットがあります。パールやメタリック塗装がされているものは、カラー層が重なっているため傷が目立ちません。
また、色によって視認性が変わることも考慮しましょう。明るい色は視認性が高く、反対に暗い色は視認性が低く、事故に遭いやすいため、夜や雨の日の運転には注意が必要です。
セレナのボディ塗装は、汚れや傷を目立ちにくくし、艶と光沢を長期間維持できる特別な塗装が施されています。より長く良好な塗装状態を保てるよう、長持ちさせるコツを知っておきましょう。
この項目では、セレナに施されている「スクラッチシールド」の特徴と、塗装を長持ちさせるコツをご紹介します。
セレナのボディには、スクラッチシールドを塗布しています。スクラッチシールドは軟質樹脂を配合したクリア塗装で、新車時の塗装品質を長く維持する新しい塗装です。
また、洗車によるすり傷や日常でつきやすいひっかき傷なども、時間の経過で傷がつく前の状態まで自己修復する機能を持っています。塗布されている箇所は、サイドシルスポイラー、リヤスポイラー、ソナーセンサーを除くボディカラー塗装部分です。
黒や赤のボディカラーは、色あせが早く、長持ちしにくい色です。紫外線や赤外線の吸収率が高く、表面温度が上がりやすいため、ボディについた汚れが酸化し塗装の劣化を促進させます。
ボディカラー塗装を長持ちさせるコツは、塗装面へのコーティングです。コーティングは洗車の手間や色あせを低減し、紫外線などによる劣化から保護します。コーティングは専門店や板金・塗装専門業者、ガソリンスタンドへの依頼が可能です。
依頼先に悩んだ場合は、ディーラーに依頼すると良いでしょう。日産には、高密度のガラス質皮膜を形成する「5YEARS COAT」があります。
つやや光沢だけでなく防汚性にも優れ、メンテナンスは専用シャンプーの洗車のみと手入れも簡単です。1年ごとの定期点検が条件で、最長5年間の保証が受けられます。
セレナのボディカラーの種類は豊富です。通常色・特別塗装色・2トーンカラー・AUTECH専用色があります。どのカラーも魅力的なので、どれを選ぶか悩む方も多いのではないでしょうか。
この項目では、ボディカラーの種類と追加費用をご紹介します。
セレナのカタログには、ボディカラーに加え、数字とローマ字の記号があるのをご存知でしょうか。例えば「ブリリアントホワイトパール(3P)」です。どのボディカラーも、カラー名の横に「3P・RPM・P・M」のいずれかが記載されています。
「3P」は3コートパール、「RPM」はマルチフレックスパールメタリック、「P」はパール、「M」はメタリックの略称です。塗装する層が多いと手間がかかるため、追加費用がかかります。セレナのカタログには、ボディカラーに加え、数字とローマ字の記号があるのをご存知でしょうか。例えば「ブリリアントホワイトパール(3P)」です。どのボディカラーも、カラー名の横に「3P・RPM・P・M」のいずれかが記載されています。
「3P」は3コートパール、「RPM」はマルチフレックスパールメタリック、「P」はパール、「M」はメタリックの略称です。塗装する層が多いと手間がかかるため、追加費用がかかります。
セレナの通常色は4色で、パールとメタリックがあります。
セレナモデルのホワイトは福祉車両のみです。なお、福祉車両のe-POWER ハイウェイスターV、ハイウェイスターVにはホワイトの設定がありません。ボディカラー名とコードは、以下のとおりです。通常色のため、追加費用はかかりません。
カラー名 | カラーコード |
---|---|
アズライトブルー(P) | RBR |
ダークメタルグレー(M) | KAD |
ブリリアントシルバー(M) | K23 |
ホワイト | QM1 |
特別塗装色には、セレナの人気色のダイヤモンドブラックが含まれます。その他にも白や赤があり、選択肢が豊富です。ボディカラー名とカラーコード、追加費用は、以下からご確認ください。
カラー名 | カラーコード | 追加費用 |
---|---|---|
プリズムホワイト(3P) | QBE | 4万4,000円 |
カーディナルレッド(RPM) | NBL | 3万3,000円 |
ターコイズブルー(PM) | FAN | 5万5,000円 |
利休-リキュウ- | HAN | 4万4,000円 |
ダイヤモンドブラック(P) | G41 | 4万4,000円 |
インペリアルアンバー(P) | CAS | 4万4,000円 |
セレナには、全グレードに黒のルーフのツートンが用意されています。ツートンカラーのバリエーションと、追加費用は以下のとおりです。
カラー名 | カラーコード | 追加費用 |
---|---|---|
カーディナルレッド(RPM)/スーパーブラック(KH3) 2トーン | XDU | 6万6,000円 |
利休-リキュウ-(HAN)/スーパーブラック(KH3) 2トーン | XKM | 7万7,000円 |
ターコイズブルー(PM)/スーパーブラック(KH3) 2トーン | XKN | 8万8,000円 |
プリズムホワイト(3P)/スーパーブラック(KH3) 2トーン | XKJ | 7万7,000円 |
セレナAUTECHは、“プレミアムスポーティ”をコンセプトとして発売されました。高級感のあるスポーティな外観で、専用のボディカラーが用意されています。
オーテックジャパンの本社がある、湘南・茅ヶ崎の海と空をイメージしたカスピアンブルーがブランドカラーです。
カラー名 | カラーコード | 追加費用 |
---|---|---|
カスピアンブルー(M) | RBY | 4万4,000円 |
カスピアンブルー(M)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン | XGT | 7万7,000円 |
プリズムホワイト(3P)/ダイヤモンドブラック(P) 2トーン | XKT | 7万7,000円 |
セレナの内装は、グレードにより選べるインテリアやシート素材・カラーが異なります。内装は3種類あり、落ち着きのあるシンプルなものや高級感のあるプレミアムインテリアを選ぶことが可能です。
この項目では、インテリアの種類やシート素材について紹介します。
黒を基調にしている「プレミアムインテリア」は、セレナの中で最上級グレードの内装です。シート素材には、キルティングが施された合成皮革が使用されています。合成皮革は耐水性があり、汚れに強いという利点もあり、メンテナンスが簡単な素材です。
また、前座席と2列目シートのドアトリムには、レザー調クロスが使用されています。他のグレードとは異なる上質な空間が印象的です。このインテリアは、e-POWER LUXIONに標準装備されています。
グレージュの内装は室内空間が明るく、ブラック基調の内装とは印象が異なります。シート素材には、立体感があるジャカード織物にトリコットを使用したものです。
トリコット素材は織り目が細かく滑らかな手触りで、通気性も良く蒸れにくいという利点があります。グレージュの内装は、X・XV・e-POWER X・e-POWER XVのグレードで選択可能です。
ブラックは落ち着きのある内装で、2種類の組み合わせがあります。
織物/トリコット | e-POWER XV、e-POWER X、XV、X |
---|---|
ジャカード織物/トリコット | e-POWER ハイウェイスターV |
どちらもファブリックシートが使用されているため耐久性が高く、通気性、保温性にも優れています。また革のシートに比べ手入れがしやすく、白色よりも汚れが目立たないことがメリットです。
ロングドライブによる疲労を、感じたことがあるドライバーは多いのではないでしょうか。セレナには、長時間のドライブでも疲れにくいシートが採用されています。
セレナには、ドライブ時に活躍する機能やオプションがあるため、シート機能にもこだわりたいという方は、ぜひチェックしてください。
セレナには、運転席・助手席・2列目シートに「ゼログラビティシート」が採用されています。
このシートは、背中の筋肉や骨への負担がかからないよう、スパイナルサポート形状の背もたれパッドが使用されたシートです。体の中心部がサポートされることにより、従来のシートより疲労感が30%軽減されました。運転者も同乗者も長時間のドライブが楽しめる設計です。
寒い地域や冬場に役立つフロントシートの「クイックコンフォートヒーター」は、暖かいと感じられるまでの時間を30%も短縮しています。
人間が暖かいと感じるお尻と太ももを集中的に温めた後、腰回りの温度を徐々に上げることで、素早く体を温める快適機能です。
セットパッケージのオプション設定で、6万6,000円~9万9,000円とパッケージ内容により価格が異なります。
子どもがいる方は特に、ジュースの染みやお菓子の食べかすなどによりシートが汚れてしまうのではないかと心配になるでしょう。そのような場合は、ディーラーオプションのシートカバーがおすすめです。
食べこぼしや汚れなどからシートを保護してくれるだけでなく、洗濯も可能なため車内を清潔に保てます。また、室内の印象を大きく変えることも可能です。
ガソリン車、e-POWER専用やシートバックテーブルの有無、サードシートスライドの有無によっても価格が異なるため、購入の際にはよく確認しておきましょう。
ボディカラー以外にも、メーカーオプションを選択すると追加費用がかかります。お得にセレナを購入するために、中古車を視野に入れてみましょう。中古車市場でも黒は人気カラーのため、多く出回っています。
この項目では、セレナの新車・中古車価格に加えて、実際に所有している方のレビューをご紹介しますので参考にしてください。
セレナは、新車で購入するとベースグレードでも350万円以上です。ボディカラーなどメーカーオプションを加えると追加費用がかかるため、新車価格がさらに高額になります。有償色を選びつつ費用を抑えたい方は、中古車も視野に入れましょう。
セレナの中古車は約9万円からとなっており、お得に手に入れることができます。セレナの新車価格と中古車価格は、以下のとおりです。
新車価格 | 276万8,700円~479万8,200円 |
---|---|
中古車価格 | 9万円~505万1,000円 |
(2023年8月時点)
セレナのオーナー評価は、走行性能の高さや、内外装が魅力的です。特にAUTECHの特別感、専用カラーが好評で、carview!のオーナー評価では、以下のように評価されています。
『e-powerの低速での加速感、オーテックオリジナルのグリルとパイロットスポーツは所有用を満たしてくれる逸品だと思います。』という評価がありました。
また『内外装のトータルコーディネート、カスピアンブルーのボディカラーも相まって脳内ではアルピナに乗ってる気分』や『上質で差別化された内外装も魅力的、さりげないがオーナーの自尊心をひっそりと満たしてくれる。』など高評価です。
セレナには、通常カラー以外に特別塗装色、ツートン、AUTECH専用色と種類が豊富です。中でも、黒のダイアモンドブラックが幅広い年代から人気があります。世界的に黒は人気があり、セレナも例外ではありません。
新車で購入すると有償色の追加費用がかかるため、高額になりがちです。少しでも費用を抑えて有償色のセレナを購入したい方は、中古車を視野に入れましょう。有償色やさまざまなオプションがついたセレナを、お得に購入できます。
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