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【そこまでやるか】25年発売の未来カー「ホンダゼロ」の斜め上な“新技術”のウンチクをサラッと紹介

【そこまでやるか】25年発売の未来カー「ホンダゼロ」の斜め上な“新技術”のウンチクをサラッと紹介

2024年1月にCESで発表されたコンセプトカー「サルーン」

走りには、あのアシモの技術も投入

走りの面では、ホンダゼロはステア・バイ・ワイヤ(ステアリングシャフトではなく、電気信号でタイヤを制御)の採用や、ホンダが「アシモ」などで培ってきたロボディクス技術から生まれた姿勢制御技術などが使われることがアナウンスされています。

●その5|ダイナミクス統合制御
今回はそのホンダゼロのプラットフォームを使ったテスト車両にも試乗しました。外側は「CR-V」や「アコード」だけど中身はホンダゼロというもので、ステア・バイ・ワイヤや、アシモの姿勢制御技術から発展した3次元ジャイロなどが組み込まれた近未来カーです。

担当が試乗したのはCR-Vルックの試作車

パイロンスラロームでは、クルマが旋回外側前輪に理想的に荷重しながら曲がって行く感覚や(自分が上手くなったように感じる)、路面の凹凸などの外乱を受けないクリアなバイワイヤステアの操作感が印象的でした。ブレーキと駆動モーターの協調制御によるボディコントロールも従来のBEVよりさらに洗練されるなど、ホンダゼロ市販モデルの走りにも期待が高まります。

●その6|ゼロシリーズ向けE&Eアーキテクチャ
現代のクルマには想像をはるかに超える数のセンサーや電子制御部品が搭載されていますが、乱暴に言ってしまうと、これらの機器は今のところそれぞれ別個に搭載され、独立した回路やチップが与えられたまとまりのない状態なんだとか。

これらをビークルOSのもと、先進運転支援/ダイナミクス制御やエネルギーマネジメント/車載インフォテインメントの3つのドメインに集約することで、チップや回路や配線の無駄を省き、ソフト開発をスピードアップ。最新機能の無線アップデート(OTA)なども簡単になりそうです。

ホンダゼロではセンサーや電子制御の統合整理が進む

・・・ほかにも様々な技術展示があったのですが、ここまでお付き合いいただいた読者におかれましては「自動車の開発や生産にはたくさんの分野があって、それぞれが星の数のような進化を積み重ねておるな」的なご感想を抱かれたのではないかと推察いたします。

こうした技術革新はホンダに限らず、あらゆる自動車メーカーが様々な領域でトライしていて、今回ご紹介した技術に似ていたり、匹敵したりするものも無数に生まれているはず。そして、それでもホンダゼロが、今ホンダが使える最新技術を全力でぶち込んだ“気合が違う新型車”となりそうなのは間違いのないところではないでしょうか。

もっとも今まで見たこともないような薄くて軽いサルーンの市販モデルが登場したとして、果たしてこれが超話題になってヒットするのか、という点はこれまた未知数だったりもしそうですが。

というわけで、あと2年もしないうちに登場するホンダゼロに引き続き注目であります。まずは来年年初のCESに登場する第3弾のコンセプトカーで、その後に控えた市販モデルの“未来レベル”がリアルに見通せることを期待したいと思います!

<終わり>

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>>2年後にこの形で登場!? 新ブランド「ホンダ ゼロ」が目指すものとは
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