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ミニバンシェア拡大、3割超へ。その要因は?【ボディタイプ別売れ筋】

軽乗用車:軽市場にようやく回復の兆し

軽乗用車部門は合計13万9947台。乗用車全体に占める軽比率は9月は38.1%。このところ軽自動車はシェアが低下していたが、その引き金となった今年4月の軽自動車税の引き上げ以降、9月はもっとも高いシェアをマークした。このペースで市場が回復するかどうかはニューモデルのがんばり次第だが、その点ではなかなか期待できそう。最近登場した新型「スズキ アルトラパン」や「ダイハツ キャスト」は順調に台数を稼いでいるからだ。

まず1位は1万7452台が登録された「ホンダ N-BOX」。前年比67.9%のプラスで首位を独走している。この調子でいけば暦年で軽の売り上げナンバーワンになるのはほぼ確実。それに続くのは1万3868台を売った「日産 デイズ」。3位の「ダイハツ タント」との差はわずか6台という僅差ではあるが、前月から順位をひとつ上げ2位に入った。

4位には8月に燃費向上が図られた「スズキ ワゴンR」が、5位には、ベースモデルに続いてラパンがフルモデルチェンジを受けた「アルト」シリーズが前月に続きランクインしている。

なお軽自動車のメーカー別シェアは、1位がダイハツで30.0%、2位はスズキで27.9%、3位はホンダで21.4%。以下、4位日産(11.6%)、5位三菱(3.9%)、6位マツダ(2.4%)、7位スバル(1.5%)、8位トヨタ(1.2%)の順となっている。

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