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ミニバンシェア拡大、3割超へ。その要因は?【ボディタイプ別売れ筋】

ミニバン:5000台超が3台、4000台超は9台も!

ミニバン部門の販売台数は合計6万8762台。市場シェアは30.2%とついに3割をオーバーした。去年に比べると5.4ポイントも拡大しており、ハッチバックの33.6%に迫る勢いだ。市場拡大の最大の要因は「トヨタ シエンタ」。7月に登場するや否や、いきなり2位にランクインし、翌8月には首位に。9月も前月比45.8%増となる1万1277台を販売し、1位を維持した。もはや“大ヒット”といっていいだろう。

2位は「トヨタ ヴォクシー」。1万台超のシエンタほどではないが、8116台の販売台数は十分に誇れるレベル。しかも後発の「ホンダ ステップワゴン」や兄弟車「トヨタ エスクァイア」を押さえての2位である。3位は「日産 セレナ」。こちらもより新しい「ホンダ ステップワゴン」を抜き、前月から順位をひとつ上げている。

ステップワゴンからすれば、苦渋を味わわされたかたちだが、こちらも前月比38.3%増と、けっして不調だったわけではない。上位3台がそれにも増して勢いがあったということだろう。5位には4974台が登録された「トヨタ ノア」がランクインしたが、このほかにも登録台数が4000台を超えた車種はエスクァイア、ソリオ、ヴェルファイア、アルファードと4台もあり、ミニバン市場の競争の激しさがうかがえる。

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