マクラーレン600 LTが日本で公開。 LTの称号をもつ同社最速のロードカー
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦
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7月30日、マクラーレン・オートモーティブは7月12日に英グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで世界初公開された「600 LT」を日本公開しました。価格は2999万9000円。2018年10月から1年間限定で生産される予定で(台数は未公表。生産期間中、同社のファクトリーが調整可能な台数)、すでに日本の正規代理店でもオーダーが可能です。
“LT(ロングテール)”とは、90年代後半にサーキットを席巻した、伝説的なロードカー「F1」をベースにしたレースカーの「F1 GTR ロングテール」から取られた称号。600LTはオリジナルのF1 GTR ロングテール、2015年にその名を復活させた「675 LT クーペ」、そのオープンバージョンの「675 LT スパイダー」に続く、LTの名を継ぐ4番目のモデルで、同社の公道向けレンジの中で最もサーキット指向の強いモデルとなります。
「570S クーペ」をベースに約23%のパーツを変更した600LTの乾燥重量は、96kg軽量な1247kg。3.8L V8ツインターボは600ps/620Nmを発生し、パワーウェイトレシオは2.08kg/psとなっています。0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速は8.2秒。
空力面では新しいフロント・スプリッター、サイドシル、大型化したディフューザー、固定式リアウイングなどに加え、LTならではと言える、他のスポーツシリーズ(570Sを含むマクラーレンのロードモデル)より74mm長いカーボンファイバー製ボディを採用。その結果、250km/h走行時でダウンフォースを100kg増大させたほか、アルミ製シャシー比で剛性が約25%向上しています。
また、背圧を軽減するために究極モデルの「セナ」よりさらに短く設計された“上方排気”のエクゾーストシステムも、ティザーキャンペーン時には話題になりました。
コックピットは21kg軽量なカーボンファイバー製のレーシングシートが標準装備。内装もカーボンファイバーのベース地に軽量のアルカンターラを組み合わせ、グローブボックスやシート下のカーペットなども省かれています。
足周りではスーパーシリーズで導入された鍛造アルミニウム製ダブルウィッシュボーンサスペンションや、強化されたアンチロールバー、8mm下げられた最低地上高、スポーツシリーズ最軽量の10スポークホイール、専用のピレリ Pゼロ トロフェオ R、カーボンセラミック製のブレーキディスクなどを採用。サーキットにおけるコーナリングスピードも当然、2015年に登場した675 LT クーペ以上になっています。
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