3月新車販売 レクサスが一人勝ち【マーケット概況・3月】
掲載 更新 carview!
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年度末の最需要期を迎えて台数増が見込まれた3月。2月比では販売が4割強拡大し、この時期らしい伸びを見せたが、前年比ではマイナスとなった。その状況を日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表したデータから見ていこう。
まず乗用車、貨物車、軽自動車も含めた総台数は前年同期比8.6%減の63万5901台。前年比15ヶ月連続のマイナスと、厳しい状況が続いている。ただマイナス幅は1ケタ台で推移しており、明るい先行きに期待がかかる状況だ。登録車全体(商用車含む)は前年比3.2%減の40万4813台。このうち乗用車は前年比2.7%減の34万6794台で、マイナス幅は小さいが伸び悩んだ。軽自動車全体は前年比16.7%減の23万1088台。このうち乗用車は前年比19.4%減の18万5674台だった。軽の落ち込みが大きい理由は、15年3月は軽自動車税の引き上げ前の駆け込み需要で市場がにぎわったためで、それとの比較では見劣りしてみえるが、乗用車全体に占める軽の割合は37.5%と堅調に推移している。
この時期には2015年度(15年4月-16年3月)の累計台数も出揃うが、新車全体の総台数は前年比6.8%減の493万7734台で年度ベースでも前年を割り込んだ。500万台を下回ったのは東日本大震災後の2011年度以来、4年ぶり。登録車は312万4406台で、前年と同水準だった一方、増税の打撃を受けた軽自動車は181万3328台で前年度を16.6%下回った。
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