【アンチEV】トランプ再選で“日本車に追い風!”論は脳天気。イーロンがトランプを推した本当の理由
掲載 carview! 文:山本 晋也 110
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アメリカの次期大統領にドナルド・トランプが再選されました。その背景や今後の政治的運営、アメリカの立場の変化など様々な視点から論評されていますが、ここでは世界最大の自動車マーケットであるアメリカ市場がどう変わり、日本メーカーはどう影響されそうなのかを想像していきたいと思います。
大統領選挙においてトランプは「EVの補助金を廃止する」ことを明確にしていました。これをもって、トランプ大統領になったら「エンジン車が復権する」と捉えている人は多くようですし、そうなったときに「ハイブリッドが売れるからトヨタなど日本車には追い風」とする意見は専門家の中にも見かけます。
しかし、そうした期待はあまりにも浅慮といえるかもしれません。
そもそもトランプが反EV的な発言をしているのは“エンジンが大好きでEVが嫌いだから”ではないでしょう。トランプの基本スローガンとして知られるMAGA(Make America Great Again=アメリカを再び偉大に!)」に基づく主張と捉えるのが妥当です。
簡単にいえば、(EVの普及でメリットのあるアメリカ企業がテスラくらいしかないので)安価なEVをアメリカに輸出している中国に高い関税をかけてやる、そもそもEVの普及を促進するメリットが“MAGA”視点では存在しない、というロジックが“反EV”のベースにあったはずです。
ガソリン価格が高騰しているアメリカではハイブリッドカーが最適解という風にいわれていますが、“反EV”やガソリン代の上昇に乗じて日本や韓国メーカーがハイブリッドカーの販売を伸ばすのは、中国EVの台頭と同じくMAGA的には認められないのも事実というわけです。
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