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11月のマーケット概況 回復基調はホンモノ?

ココも気になる!その2

新型ポロがVWを救う?

 先日、スズキとの包括的な資本・業務提携で大きな話題となったVW。スズキが欲していたハイブリッドカーや電気自動車などの環境対応技術を提供し、スズキが得意とする小型車の低コスト化技術を取り込み、中国に次いで高い成長が見込まれるインドでの事業拡大に協力を仰ぐものと見られる。まだ基本契約が結ばれただけだから、今後の進展にも目が離せない。

 スズキとの提携で、「2018年に1000万台規模の世界販売を確保し、世界No.1になる」というVWの野望に近づいたともいわれているが、日本の輸入車市場では苦戦が続いている。昨年の販売台数は前年比12.0%減ながら、4万5522台で9年連続輸入車ブランドNo.1を堅持しているが、今年は11月時点で3万4250台で、前年同期比83.4%。輸入車市場全体では前年同期比79.1%だから、落ち込み幅は少ないとはいえ、4月に主力モデルの「ゴルフ」をモデルチェンジしているだけに、やや心許ない状況だ。

 しかし救世主が登場。それが10月に発売した新型「ポロ」。年内納車可能台数は3000台としていたところ、発売後2週間で1700台を突破したのだ。新型ポロは、販売態勢が整う来年の年間販売目標を1万6000台と、先代の最高販売台数、03年1万3825台の15.0%アップに設定していたのだが、その高い目標(月割りで1300台強)を上回る売れ行きになっているわけだ。新型ポロは今年5月にドイツで発売されて以来、世界市場でも好調で、すでに13万台以上を受注。11月にはヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2010も受賞している。来年には1.2リッターターボの上級グレードの投入も予定されており、VWのみならず、輸入車市場の起爆剤になりそうだ。

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