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11月のマーケット概況 回復基調はホンモノ?

乗用車全体で前年同月比124.7%と4カ月連続のプラス!

輸入車も19カ月ぶりに前年を上回り、復調傾向が明確に

 今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した11月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽乗用車を含め、国内で販売された乗用車全体では36万8721台で、前年同月比124.7%と4カ月連続で前年を上回り、今年初めて2ケタのプラスを記録した。3ナンバーの普通乗用車が前年同月比145.5%、5ナンバーの小型乗用車も142.7%と4割強も伸び、91.8%と12カ月連続で前年同月比がマイナスとなった軽乗用車の落ち込み分をカバーしてもあまりある結果となった。

 輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車は25万4996台で、前年同月比146.4%(日産デュアリス輸入分含む)と5カ月連続のプラス。46.4%アップは数字的にインパクトはあるが、昨年9月に起きたリーマンショックにより、昨年11月は前年同月比72.8%と大きく落ち込んでいた反動であることも事実。ただ一昨年の23万9229台と比べても6.6%アップだから、確実に復調傾向になってきたことは間違いない。月間ランキングでは、「トヨタ プリウス」、「ホンダ フィット」、「トヨタ ヴィッツ」のトップ3は6カ月連続で変動なし。4位は前月まで苦戦していた「トヨタ カローラ(アクシオ、フィールダー、ルミオンの合計)」が1万1193台で一昨年9月以来の前年同月比プラス(107.5%)となって3ランクアップしたほか、10月にモデルチェンジした「ホンダ ステップワゴン」が7501台で322.3%と大きく伸び、前月16位から久々のトップ10入りと、既販モデル、ニューモデルが入り乱れるように順位が入れ替わった。

 軽乗用車も全体では前年同月比マイナスが続いているものの、日産、マツダが前年同月比プラスに転じるなど明るい兆しも。12月に「スズキ アルト」、「マツダ キャロル」、「ダイハツ タントエグゼ」といったニューモデルが続々と登場するだけに、今後は期待できそうだ。

 また18カ月連続で前年割れ状態が続いていた輸入車は乗用車全体では1万3455台で、前年同月比108.0%。海外メーカー製のみでも1万2161台で、103.7%と前年を上回った。海外メーカーブランド別乗用車ランキングは、VW(フォルクスワーゲン)が14カ月連続トップで、BMW(ミニ除く)が2位、3位メルセデス・ベンツ、4位アウディ、5位ミニと順位は変わらないが、VWが3326台で前年同月比102.3%、BMWも2146台で114.6%とプラスとなったのが注目される。

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