マクラーレン東京 MP4からセナのマシンまで

マクラーレン・オートモーティブ社（英国サリー州）の正規販売代理店であるエムティーインターナショナルは、2012年6月20日（水）に「マクラーレン東京」（東京都港区）をオープンした。

「マクラーレン東京」は、世界19カ国に展開するマクラーレン正規販売代理店ネットワークの、35番目にあたるショールーム。

日本国内のマクラーレン・ショールームとしては、今年3月3日オープンの「マクラーレン大阪」（大阪市中央区）に次ぐ2店舗目で、東日本地域の販売を担当する。

ショールームは、英国マクラーレン・テクノロジー・センターなどと共通のコンセプトで設計されており、フロアタイルやインテリアなど7トンもの部材をイギリス本国から空輸で運んだという。

店内には、「MP4-12C」に加え、そのカーボン・モノセルと呼ばれる一体成型カーボン・シャシーの前後にアルミ製シャシーやエンジンを組み付けた状態の“ローリングシャシー”が展示されている。さらに、故アイルトン・セナが1989年にF1でシーズンを戦ったチャンピオンマシン「マクラーレンホンダMP4/5」も並べられている。

「MP4-12C」の日本市場への割り当ては年間70～80台で、年内分は既にほぼ埋まっているという。

また車両メンテナンスについては、東京都板橋区にあるサービスセンターが担当。英国本社でトレーニングを受けたメカニックによる迅速なサービスを提供するという。