車の個人売買をトラブルなく進める為の確認事項やトラブル例を徹底解説【購入ガイド】

車を個人売買するデメリット

では反対に、個人売買することで生じるデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。フリマアプリなどのサイトを利用する場合、サイトによっては独自の安全保証制度などを設けているところもあります。しかし、ネットでの口コミをみるとトラブルも少なくありません。

デメリット1.手間と時間がかかる

店舗を介して車を販売した場合は、名義変更や車庫証明といった複雑な手続きは代行してくれます。一方で、個人売買の場合はこれらの手続きをすべて自己責任で行う必要があり、書類の不備などが発生した場合はさらに時間を要することも少なくありません。

手続きが煩雑という問題と、売買の取引を終えるまでにある程度の時間が必要という点は覚えておきましょう。

デメリット2.トラブルが起きた場合は当事者同士で解決する必要がある

友人や知人、親族間での取引であれば、車を試乗したり状態を確認したりできるでしょう。しかし、個人売買では自宅から遠いなどの観点から、事前に車両状態を確認できないケースも出てきます。

この場合、修復歴や事故歴がないかどうかは売り手側の提示を信用することになり、買い手側は現車のコンディションを確認することができません。仮に取引の最中にトラブルが発生すると、売り手と買い手の双方で解決する必要があります。