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キーワードは温度対応。アイスガードを試す!

“縦”と“横”が効いている

圧雪路を走ってまず強く感じるのは、エッジの効いた踏みしめ感がグッと増していること。溝成分の役割はなかなか興味深い。直進から握りこぶし2個分くらいまでの操舵では、“縦”溝成分が大きくフィーリングに影響するのだ。「アイスガード・トリプル」は、縦溝のエッジが良く効いているということなのだろう。直進付近の手応えも明瞭で、トレッド面がしっかりと噛み込んでいる感触がしっかりと伝わってくるし、そこからステアリングを切り出していったときの応答も良い。感覚的にはトレッド中央部のいわゆるセンターリブと呼ばれるブロック列が、路面に強く押し付けられているような感じ。そのため走っていてとても安定感がある。

握りこぶし2個分くらいから、さらにステアリングを切り込んだ場面…ターンインから旋回に入ろうという状況も、応答が途切れずに滑らかに手応えがつながっている。この領域は“横”溝成分が大きな役割を担うのだが、シャーベットグルーブと呼ばれる太い横溝が効果的なのではないかと思われる。何よりも“連続した手応え”がある、というのが安心感を大きくしてくれる。

余談だが、テールを振り出してドリフト状態に持ち込んだ場合でも、トラクションのかかりが良くクルマが斜め前にグイグイ進んでくれる。しかもアクセルを踏み込む量やカウンターステアの加減でクルマの向き(ドリフトアングル)を自在に変えられる。ドリフトアングルが深くなった場面でもトラクションが抜けてしまいにくく、アングルをつけすぎてスピンしてしまうかな? と思えるようなところからでもリカバリーが効く。元々の感性能に優れたアイスガードだが、グリップの感触やトラクションの様子がより明瞭に感じられ、自信と安心感を持って走れるようになった。

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