サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > V8ヴァンテージ海外試乗 変えるもの変えないもの

ここから本文です

V8ヴァンテージ海外試乗 変えるもの変えないもの

コンパクトで軽快な身のこなし

進化したエンジンに組み合わされるのがアストン自慢のトランスアクスル式ギアボックス。エンジンのパフォーマンスが上がったことで、MT/スポーツシフトともにクラッチやフライホイールなどが改良された。また、スポーツシフトには“デュアル・スロットル・マップ”と呼ばれるソフトウエアが用意され、“コンフォート”と“スポーツ”が選べる。要するに、シフトタイミングを変えることで、ゆっくり流すことも速く走ることもできるのだ。

では、インテリアはどうかというと、グラファイトシルバーで仕上げられたセンターコンソールのデザインが変わる。そしてそこに、これまであったスターターボタンではなく、ECUの挿入口が設けられた。ECUは昨年リリースされたDBSに採用されたキーに代わるもので、ガラスとステンレス、ポリカーボネイトから成る。ブレーキとクラッチを踏みECUを挿入すれば、あのアストン自慢のフォン!というサウンドで、V8エンジンが目覚める。いい感じだ。この他には、最新のHDDナビゲーションやiPod/MP3のコネクターなどが装備される。

そんなV8ヴァンテージを走らせてみる。12気筒とは異なるコンパクトで軽快な身のこなしに、思わずニヤリとしてしまうドライバーは多いことだろう。加速Gはもちろん、リニアに高まるエンジンサウンドに、クルマ好きの心が舞い踊る。切れば切るだけリニアにフィールが濃くなるステアリングもまた、コーナーが待ち遠しくなる要因だ。

試乗はクーペとロードスターともに行ったが、クルマと対話するという意味ではどちらも変わらない。ただ、オープンエアの方が、より気持ちのいいサウンドをリアルに耳に出来るというメリットがある。それに、VH構造から成るこのクルマはボディ剛性の面でオープンエアが劣ることはない。となれば、狙いどころはロードスターか。

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン