2014年は前年超え達成、軽は2年連続の記録更新
掲載 更新 carview!
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12月の外国メーカー車の輸入車販売台数は前年比5.4%増の3万3791台で、3ヶ月ぶりのプラスとなった。輸入乗用車のブランド別では、フォルクスワーゲンが7449台(前年比3.6%減)で2ヶ月ぶりに首位に。先月首位のメルセデス・ベンツは前年比17.1%増の7303台と好調だったが、フォルクスワーゲンに一歩及ばず2位に。また3位BMW、4位アウディ、5位BMWミニも前年超えを達成し、さらに7位のポルシェ、8位のジープ、9位のプジョーも前年を上回るなど、12月は全体的に販売が好調だった。
なお1-12月の外国メーカー車の累計販売台数は29万0196台で、前年を3.4%上回った。暦年で前年を上回るのは5年連続。日本メーカー車を含めた輸入車全体(貨物、バス含む)の販売は33万5960台で2.9%減にとどまったが、純輸入車にとって2014年はまずまずの1年となった。
2014年は消費税増税という一大イベントがあり、1-3月に需要の先食いが起こる一方、増税後は販売の低迷が思いのほか長く続き、消費マインドの低下が懸念された。しかし暦年では前年を上回り、軽自動車に至っては過去最高を記録。輸入車も伸長を維持するなど、ニーズにあったモデルを投入した自動車メーカー/インポーターの戦略が実を結んだかたちだ。いよいよ1-3月は自動車最需要期となるが、増税前の駆け込み需要で沸いた2014年を超えるのは容易ではないはず。まずは1月の販売状況がどう出るか注目していきたい。
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