2014年は前年超え達成、軽は2年連続の記録更新

スズキが軽販売で8年ぶりに首位奪還

12月の乗用車（軽乗用車含む）ブランド別ではトヨタが前年比11.3％減のマイナスながら堂々の首位をキープ。2位には軽自動車が好調で前年比48.3％増と大幅に伸びたスズキが2ヶ月連続でランクインした。スズキと激戦を繰り広げたダイハツも38.6％増の大幅な伸びを見せ3位に。結果、スズキは2ヶ月連続で、ダイハツは今年初めて販売台数でホンダを上回ることに成功し、勢いに押されたホンダは4位、日産は5位となった。

2014年の年間販売では、トヨタが前年比1.8％減の150万9149台で首位。12月単月では4位にまで順位を落としたホンダも年間では11.2％増の84万8753台を販売し、2位につけた。3位は12.2％増の78万7361台を販売したスズキ、4位には6.9％増の70万8179台を売ったダイハツが入った。そして5位には前年比1.3％減の67万0315台を販売した日産が続いた。

ちなみに軽自動車の年間販売台数でスズキがダイハツを抜いて首位に返り咲いたのは8年ぶり。軽の年間販売でトップ10入りしたモデルの数は、スズキが「ワゴンR」「スペーシア」「アルト」「ハスラー」の4台でもっとも多く、ダイハツは3台、ホンダは2台、日産は1台だった。