カングーとはどんな乗り心地の車なの?みんなの評価や中古車相場も解説【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
カングーは、フランスのルノーが発売している商用バンベースの小型フルゴネット車で、根強いファンが多くいます。室内空間も広く、乗り心地が良いと、新車・中古車ともに日本でも人気のある車種です。
新型モデルが発売されるため、現行モデルは新車での販売が終了していますが、お得に中古車購入できるチャンスと言えます。カングーの魅力や実際の乗り心地を知りたいという方もいるのではないでしょうか。
この記事では、カングーの乗り心地の良い理由や口コミ、新型の情報についてご紹介しますので参考にしてください。
目次
日本でも人気の高いルノーのカングーは、可愛らしいデザインで老若男女問わず人気があります。しかし、現行2代目のカングーは、2023年春に発売される新型に向けて生産終了しました。
この項目では、カングーとはどのような車かをご紹介します。
フランスの自動車製造会社であるルノーが1997年から生産販売しているカングーは、商用バンタイプの小型フルゴネット(MPV)です。日本でも人気の高い車種で、多目的乗用車であるミニバンのことを指します。
ファミリーカーやアウトドア向けの車として人気が高い車種です。商用バンとは思えないかわいらしいフロントマスク、ポップなボディカラー、実用性の高い積載力を持っている点が魅力のひとつとして挙げられるでしょう。
また、かわいらしさとは裏腹に走行性能が高く、フランス車らしい優秀な乗り心地を体感できるでしょう。シートには厚みがあるため、長時間のドライブでも疲れにくくなっています。
初代と現行2代目では、ボディサイズが異なります。
初代は、全長3,995mm、全幅1,675mm、全高1,810mmと、タイトな印象のボディです。2代目は全長4,280mm、全幅1,830mm、全高1,810mmと、全長と全幅がひと回りも大きくなっています。
そのため、居住性や積載性能が向上している点が魅力です。また、フランスでは新型となる3代目カングーが発売されています。かわいらしいデザインから、直線基調のクールなデザインへ一新されました。
そのことに加え、全長4,486mm、全幅1,919mm、全高1,838mmと、ボディサイズがより大きくなっている点が特徴です。
現在、現行カングーの販売は終了され、日本国内での新型発売は2023年春に発売予定と公式ホームページで記載されています。

カングーの乗り心地が良いといわれる理由はいくつかあります。走行性能もそのひとつです。マイナーチェンジを経て、気持ちの良い加速が行えるエンジンとなりました。
この項目では、カングーの加速力のあるエンジンや、アシスト機能などをご紹介します。
初代のカングーは、日本で発売された当初は1.4L自然吸気エンジンに4速ATの組み合わせのみでした。同年のマイナーチェンジで、1.6L自然吸気エンジンに変更されています。トランスミッションは、4速ATと5速MTが設定されました。
その後、2代目カングーが発売され、2014年にATモデルは1.6L自然吸気エンジンのままで、1.2L直噴ターボエンジンが搭載された6速MTが組み合わされているモデルが登場しています。
2016年には、1.2L直噴ターボに電子制御6速ATのEDCが組み合わされたモデルも発売されました。そのため、急加速や緩やかな加速などの際に、スムーズで力強い走りが体感できるでしょう。
カングーは高い安定性があり、運転しやすいと人気の車種です。
ドライブを快適にするアシスト機能が充実しています。ヒルスタートアシストが搭載され、坂道発進時にブレーキ力を約2秒間自動的に維持し、運転者の発進操作を支援してくれる機能です。
また、砂利道や雪道などの悪路走行の際に、適切な駆動力を確保する走行モードのエクステンデッドグリップが搭載されています。トルクと性動力を制御し確実に駆動力を伝えるため、スムーズで安定した走りが体感できるでしょう。
ステアリングホイールの右側に配置されたスイッチを押すだけなので、前方から目を話すことなく簡単に操作が行えます。
充実した支援機能に加え、直進時やカーブの際にも水平を保つ安定感があり、高級な乗り心地である点もカングーの魅力です。

カングーは荷室が広いため、背の高い荷物や大きな荷物を乗せることが可能です。フロアが低く設計されているため、荷物を載せる際も楽に行えます。
この項目では、高い利便性のある荷室についてご紹介しますので参考にしてください。
カングーの荷室サイズは、荷室長1,803mm、荷室高1,155mm、荷室幅1,539mmです。フロアの高さを低くしているため荷物の出し入れがしやすく、背の高い荷物や重たい荷物でも楽に乗せることができます。
また、荷室容量はリアシートを起こした状態で775Lです。しかし、リアシートと助手席を倒すことで最大3,500Lまで荷室を広げることができます。
リアシートは座面を前側にスライドしフラットに収納できる仕様になっている点が特徴です。段差を気にせずに荷物の積み込みができる、車中泊に最適という魅力があります。背もたれにあるレバーを引くだけなので、力がいらないため誰でも簡単に操作できるでしょう。
カングーのバックドアは、左右に開閉できる観音開きである点が特徴です。日本国内では、販売されていない跳ね上げ式のドアもあります。バックドアは、左右の扉が2段階で開くため、狭い場所での開閉も楽に行える点が魅力です。
また、荷室にはトノボードが付いており、上下2段に区切り収納ができます。上段部分には、50kgまで載せることが可能です。トノボードを使用しない際には、リアシートの背面に収納しておくことができます。
その他にも、前座席の天井にはオーバーヘッドコンソール、後部座席には3連式オーバーヘッドコンソールが装備されているなど収納スペースがたっぷりあるという点も魅力的です。

現行カングーは現在販売が終了されていますが、中古車での購入は可能です。その際、実際に乗っている方の口コミやレビューを確認しておくと検討材料のひとつとなります。
どのような点に関して評価が高いのか、どのような口コミがあるのか気になる方もいるのではないでしょうか。
この項目では、乗り心地やデザイン・燃費に関しての口コミを、carview!とみんカラに寄せられたオーナーレビューからご紹介します。
カングーの乗り心地では、シートについての口コミも多く見られます。
『シートアレンジも多彩で、大きな荷物から長い荷物、自転車などもガンガン積み込めますので、日常の足車としても重宝しています。』と、シートアレンジが多彩である点も人気の理由です。
また『シートがしっかり作られていて街中、長距離でも疲れることが少ない』と、長時間の運転でも疲れにくいという口コミも多く見られます。
乗り心地に影響する走行性能では『安心感のある基本的な走行性能は運転する楽しさも持っていてついロングドライブしたくなります。』と、ドライブが楽しくなるという口コミもありました。
デザインに関する口コミでは『斜め後ろからのデザインが個性的でオーナーとして何度見てもキュンとします。』、『見た目が可愛く実用的な車だと思います。』と、見た目が個性的・可愛いという特徴が人気の理由のひとつです。
内装では『ごてごてボタンやレバーのない内装』、『内装は必要最低限ですが、操作しやすく良いです。』と、シンプルな内装が評価されています。また、便利機能では『ドライブコンピューターの機能が充実している』という口コミもありました。
『車速連動オートロックやオートライトエンジン停止時の消灯連動やリヤシート折り畳みとか地味に便利になっているところが多いです。』と、シンプルながらも充実している点も魅力です。
カングーの燃費については『この車重で1.6Lのノンターボ、という割には悪くない。』、『この図体ならかなり良いほう』など、車体が大きいため車両重量も重くなっているという口コミがあります。
しかし『燃費が良いので、経済的に助かります。』『街乗り12km/L前後、遠乗り16km/L(以上も可能)なので優秀な方だと思います。』と、良い口コミも多く、重量の割りに燃費が良い点も魅力です。

カングーは、販売が終了されているため、現在は中古車でしか手に入れることができません。また、新型車の発売直前となっているため、中古車の流通量が増えている傾向にあります。
使用目的に合わせてアレンジできるカングーの中古車情報が気になる方もいるのではないでしょうか。この項目では、カングーがおすすな方や中古車を購入する時期、中古車相場についてご紹介します。
カングーは、輸入車の中でもかわいいデザイン、比較的安い価格であることが人気の理由です。
どの年代でも乗りやすく、デザイン性で車を選びたい方に向いています。デザインだけではなく、運転席に座った際の視界が広く運転しやすいという点も魅力です。
また、観音開きになるバックドアが特徴で横開きになるため、キャンプやスポーツ用品や大きな荷物などが積み込みやすくなっています。シートアレンジが豊富で荷物が多く積め、車中泊ができるなどアウトドアを好む方にも向いているでしょう。
室内にプラスチック素材を採用しているため、汚れても掃除がしやすく、ペットとのお出かけも楽しめます。
カングーは、2023年春に新型車の導入を発表しています。新型モデルに注目が集まっているため、現行モデルが型落ちとなりお得に手に入れられるチャンスと言えるでしょう。安価な車両をお探しであれば、約50万円~100万円といった予算でも購入可能です。高年式かつ走行距離が短い車両でも、国産コンパクトカーとそれほど変わらない価格帯となっています。
ゼン(2009年9月以降モデル)
中古車価格:78万円~329万円
アクティフ(2009年9月以降モデル)
中古車価格:84.8万円~229万円
クルール(2009年9月以降モデル)
中古車価格:43万円~199.8万円
(2022年12月時点の情報です)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スズキ新型「コンパクトSUV」まもなく発売に反響殺到! 「“87万円オトク”なら購入検討したい」「内装が想像以上に豪華」「四駆だし雪道で強そう」の声も! 装備充実の「eビターラ」最高級モデルに注目!
スーパーフォーミュラ・ライツ鈴鹿合同テストでオーバーテイクを促進する“P2Pシステム”を将来に向けた検討としてテスト
シンプルでカッコよく 快適な乗り心地を実現! ヤマハが開発した“電動アシスト自転車”「パスクレイグアリー」ってどんなモデル?
ロロ・ピアーナのオーバーコート──クラシックな定番アイテムから『GQ』が選ぶベスト・オブ・ベスト
やっぱスーパーカー世代のヒーローは「ミウラ」だよね! 半世紀以上前に登場した「黄色いランボ」がオークション登場 どこから見ても美しい“後期型”の価値とは
大幅刷新の三菱「新型デリカD:5」正式発表! 斬新「4枚刃」グリルを「卒業」!? 精悍「黒マスク」で超カッコいい! 唯一無二の「SUVミニバン」どう変わったのか
驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
日産 パトロールはどれくらいランクルを意識しているのか!? 日本導入を前にズバリ聞いてみた!!
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア フレームをパウダーコーティングでオールペイント!!
トヨタの新スーパーカー「GR GT」はなぜ“カーボンモノコック”ではなく“アルミ骨格”を選んだのか? LFAの悔しさが生んだ“新生フラッグシップ”のねらいとは
NISMO渾身のコンセプトモデルにマイナーチェンジの「Z」や北米人気の「ROCK CREEK」のカスタマイズ車両など豪華絢爛! 日産の「東京オートサロン2026」の展示車両から目がはなせない
日産「セレナ」待望のマイナーチェンジ! 魅力アップの「ルキシオン」に注目
【最上級ベースで黒仕立て】三菱「アウトランダーPHEV」に“ブラックエディション”新登場。専用レザー&内外装ブラック統一で存在感アップ
「ステップワゴン」が“30周年特別仕様車”を追加で攻勢。シートヒーター&全方位カメラ追加で、同日発表のマイチェン版「セレナ」と“真っ向勝負”の構図に
【正式価格と発売日確定】三菱新型「デリカD:5」大幅改良モデルが1月9日登場。液晶メーター&S-AWC搭載で“タフギアミニバン”が次のレベルへ
【実は中身がかなり進化】新型日産「セレナ」マイナーチェンジで何が変わった? デザイン刷新×グーグル搭載×新グレード追加の全貌
先行開発から10年、レース挑戦から5年で到達した「水素が当たり前の光景」。なぜTGRは“超電導”という未知の世界に挑むのか
改良後すぐ受注停止の「ノア/ヴォクシー」…現在は「ノアのガソリン車」のみ。買えない現状にユーザーは“お怒りモード”?
絶好調すぎて受注停止の「ヤリスクロス」。26年2月の改良では10.5インチディスプレイ採用で10万円ほど値上げ【販売店情報】
【軽なのに300万円超え…なぜ売れる?】デリカミニ上級グレードが「普通車ユーザー」に刺さる本当の理由
【誤解】トランプ大統領が「小型車の生産承認」を指示。それでも“軽自動車”の米国進出あり得ないと言える訳
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!