ポルシェ911タルガ4GTS、スポーティネスとエレガンスを同時に味わう
掲載 更新 carview! 文:Kimura Office/写真:Kimura Office
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今回はスペイン・マラガ近郊の一般道および高速道路と、アスカリ・サーキットでその走りを味わった。まず一般道だが、タルガ4Sよりも車高が24mm低められ、さらに引き締められたセッティングとなっているにも関わらず、乗り心地は十分な快適性が確保されていると感じた。そのうえステアリングフィールには一層のダイレクト感があり、さらに俊敏な走りを手に入れているのだ。
1580kgの車両重量は、ソフトトップのカレラ4 GTSカブリオレより20kg、カレラ4 GTSより90kg重いが、タルガ4Sを22kW(30ps)上回る、最高出力316kW(430ps)/7500rpm、最大トルク440Nm/5750rpmの自然吸気3.8リッター水平対向エンジンのおかげで、重さを意識することなく、存分にスポーティな走りが楽しめるのである。
加えて大きなガラス製ルーフを備えたタルガ4 GTSは、911のラインアップの中でも、ひときわエレガントなアピアランスを備えている。最も快適にオープンエア・ドライビングが楽しめて、さらにスポーティネスとエレガンスを同時に味わえる、欲張りな1台と言っていいだろう。
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