メルセデスがオープン3モデル発売。Sクラスカブリオレは44年ぶり復活
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
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2016年6月2日、メルセデス・ベンツ日本は新型「Sクラス カブリオレ」と、マイナーチェンジした「SL」、「SLC」、計3台のオープンモデルを発売した。発表会には長年のメルセデスオーナーだという写真家の篠山紀信や、メルセデス・ベンツのエクステリアデザイン部門のシニアマネージャー、アヒム・ディートリッヒ・バドシュトウブナーも登壇して、発表会を盛り上げた。
「Sクラス カブリオレ」はメルセデスの頂点グレードであるSクラス・ファミリーに、セダン、クーペに続いて加わる新型モデルで、1961~1971年にかけて生産された「W111」以来44年ぶりに、Sクラスにオープンモデルが復活したことになる。
Sクラス クーペと60%のボディシェルコンポーネントを共用するアルミニウムのハイブリッドボディは、マグネシウム製のリアバルクヘッドやアルミニウム製のリアフロアなどが新たに専用設計され、重量をクーペ並みに抑えている。
電動ソフトトップの開閉時間は約20秒、50km/h以下で開閉可能で、ブラック、ダークブルー、ダークレッドの3色が用意される。また、Sクラスクーペ同様、ヘッドライトには片側47個のスワロフスキークリスタルが組み込まれている。
オープン走行時に後方からの風の巻き込みを低減するエアキャップ、ドアアームレスト/センターアームレスト/ステアリング/シートに採用されたヒーター、全モデルのサスペンションにエアスプリングと連続可変ダンパーを電子制御するエアマティックサスペンションを採用するなど、頂点モデルらしい快適性が追及されている。
また、自動車生誕130周年を記念して世界で限定130台、日本には8台が割り振られる「メルセデスAMG S63 4マチック カブリオレ エディション 130」も同時発売。専用ボディカラーのアルビームシルバーには、通常の1/3~1/10の粒子の塗料が使われ、ボルドーレッドのソフトトップが組み合わせられる。
S550カブリオレ(4.7L V8直噴ツインターボ)=2145万円
メルセデスAMG S63 4マチック(カブリオレ 5.5L V8 直噴ツインターボ)=2750万円
メルセデスAMG S65カブリオレ(6.0L V12 ツインターボ)=3417万円
メルセデスAMG S63 4マチック カブリオレ エディション130(5.5L V8 直噴ツインターボ)=3251万円
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