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新型マツダ3雪上試乗 クルマ作りにおいて重要なのは「骨盤」だった!?

運転するときは骨盤が立っていたほうがいいという理論

新型「マツダ3」は昨年のLAショーでデビュー。プレスラインを使わない、面で見せるスタイリッシュなデザインで話題をさらった。デザインだけでなく、次世代プラットフォーム「スカイアクティブビークルアーキテクチャー」や新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX」などを初採用。今後のマツダの10年を占う大ネタでもあるのだ。はたしてどんな走りなのか? 待望の試乗会はまさかの雪上ではあったが、小沢はワクワクして北海道・剣淵にあるマツダのテストコースへ飛んだ。

そこで待っていたのは独自思考回路で知られる操安のプロフェッショナル、ムッシーこと虫谷泰典さんの不思議講座。「なんとなくみんなが考えていたことで、クルマはやっぱり骨盤だよねと言う話になったんです」。ときおり妙なことを言い出すマツダがまたまた不思議セオリーを見つけちゃったようだ…。「運転時もすべて骨盤は立たせた方がいい。そうすることで人間は本来のバランス保持能力で歩くように運転できるんです」。

そもそも人が二足歩行できるのは不思議で、歩行中一瞬片足になるのになぜ倒れないのか、それは「人間にはそもそもバランス保持能力があり、右足左足と体重移動するたびに骨盤が逆に動いてバランスを取っている」のだそうだ。うーむ、わかるような、わからんような?

そして、「骨盤を立った時と同じ角度か、寝かせても20度までだとバランサーとしての機能を正しく発揮する」とか。確かにホントっぽい話。そんなことから始まったのがムッシー流ナゾ実験第1弾、骨盤ズラし運転!

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