スズキ「エブリイワゴン」はベースグレードでも快適装備に不足なし
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 105
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 105
グレードは3つで、上位から以下のようになります。
・PZターボスペシャル(172万7000円)
・PZターボ(165万円)
・JPターボ(150万7000円)
※価格は2WD、4AT、標準ルーフのもの
エンジンは全グレードとも同一の3気筒ターボで、それぞれに全高1815mmの「標準ルーフ」と1910mmの「ハイルーフ」が用意されています。
最上級グレードである「PZターボスペシャル」は、両側がパワースライドドア(挟み込み防止機能付き)で、さらに左スライドドア下には電動オートステップを標準装備。加えて、メーカーオプションの「バックアイカメラ」が装着できます(他グレードは非設定)。
中間グレードである「PZターボ」は、後席左側がパワースライドドア(挟み込み防止機能付き、右側は手動)となり、電動オートステップは非設定。PZターボスペシャルと共通の装備として、14インチのアルミホイール、HID方式のヘッドライトを装備しています。
もっともベーシックな「JPターボ」は、ターボエンジンと安全装備は他のグレードと同じですが、パワースライドドアの設定がなく、ホイールが13インチのスチール+キャップとなり、ヘッドライトがハロゲン式となります。
ここまで繰り返し述べてきたとおり、エンジンと安全装備は全グレード共通であり、最廉価グレードであるJPターボでも基本的な快適装備にさほどの不足はないため(エアコンもフルオートタイプです)、予算優先でエブリイワゴンを選ぶ場合は、ベーシックな「JPターボ」でもある意味十分かもしれません。
しかし、この種の車はやはり後席パワースライドドアがあったほうが何かと便利ではありますので、もっとも好バランスなおすすめグレードは、中間のPZターボということになるでしょう。
そして「このサイズの軽自動車に両側スライドドアは必要なのか?」という疑問もなくはないため、最上級グレードのPZターボスペシャルはイチ推しではありません。
しかし、日々の安全運行にかなり効く「バックアイカメラ」が装着できるのはPZターボスペシャルだけであり、バックアイカメラを付ければ自動的に「後退時左右確認サポート機能」と「自動俯瞰機能」も付与されますので、このあたりの安心感を重視したい人はPZターボスペシャルを選ぶべきでしょう。
エブリイワゴンのライバルとなるのは、同じキャブオーバー方式の軽乗用ワンボックスであるダイハツ「アトレーワゴン」です。
アトレーワゴンは2017年11月にマイナーチェンジし、2019年11月の一部変更で商品力を上げてきましたが、こと「車内の広さ」に関しては、確実にエブリイワゴンに軍配が上がります。あくまで車内の広さやスペース効率を優先したい人には、エブリイワゴンがおすすめとなるでしょう。
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