7年ぶりのカムバック! 新型カマロに試乗
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:齋藤 正
「アメ車だからV8…」という持論は持っていない。長年ジープの直6を愛してきた身として、それほど短絡的な結論などない。というか、メルセデスをはじめV8のパワーをアピールしているのは、もはやヨーロッパ車の方だ。
という前置きをしつつあえて言わせてもらうと、新型カマロにはV8エンジンがマッチする。低回転から絞り出すトルクとそれに反応して上下するボンネットの運動を目の前にすると、そう思うのは必然だろう。なんたって総排気量は6.2リッターもある。アメリカ式にキュービックインチでいうと378 cuinだ。もはや350 cuinを凌ぐそれは、過去を超越したとしか言いようがない。
過去のカマロがそうであったように、このエンジンもコルベットと共有する。同排気量の436psを発揮するLS3型を405psにディチューンしたものだ。ただ、日本仕様はさらにそれに手を加えたL99型というユニットとなる。ブロックこそ同じだが、気筒休止システムを付け、燃費を高めているのが特徴だ。パワーを必要としないタイミングで4気筒にガソリンを吹かないやり方は、クライスラーの8-6-4気筒と減らしていくものとは違う。
V8モデルにはブレンボ製ブレーキシステムも付く。V6のシングルピストンとは別の4ピストンキャリパーは、絶対的なストッピングパワーを持つ。サスペンションのチューニングもまたオリジナル。固められたダンパーと高められたバネレート、それと太くなったスタビライザーがロールを抑え、スタビリティを向上させる。それにLSD(リミテッド スリップ デフ)なんてオマケもある。もっといえば、制御システムも専用。コンペティティブスポーツモードが加わり、サーキット走行を高めているのだ。これだけ付いてV6からプラス105万円は、バーゲンプライスと言ってもいいかもしれない。
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