マツダの軽自動車タイプ別ラインナップと魅力を解説(2022年現行型)【購入ガイド】
掲載 carview!
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マツダ車と聞くと、SUVやセダンを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。普通自動車に比べラインナップは少なくなりますが、ワゴンやワンボックスなどさまざまなボディタイプの軽自動車が用意されています。マツダの軽自動車には、どのようなラインナップがあるのでしょうか。
この記事では、2022年時点におけるマツダの軽自動車タイプ別ラインナップとそれぞれの魅力を紹介します。評価レビューや中古車相場も紹介しますので「マツダの軽自動車に興味がある方」および「購入を考えている方」は参考にしてみてください。
目次
アウトドア目的の方はSUV、室内の居住性を重視する方はワゴンなど、人それぞれ適したボディタイプがあります。ここでマツダが販売している軽自動車のボディタイプとラインナップを紹介しますので、参考にしてください。なお、価格は2022年9月12日時点のものです。
かわいらしい外観のキャロルは、コンパクトな車体でありながらラゲッジスペースは十分に確保されています。パワートレインは熱効率に優れたRA06型エンジンを採用しており、優れた燃費性能が魅力です。マイルドハイブリッドモデルはモーターのアシストにより、軽快な走りとさらなる燃費向上に貢献しています。新車価格帯は99万8,000円~122万8,700円(税込)です。
マツダの軽自動車には、ワゴンタイプの「フレア」と、ハイトワゴンタイプの「フレアワゴン」があります。フレアは2種類のスタイル、フレアワゴンは3種類のスタイルが用意されているため、好みのデザインの選択が可能です。
それぞれドアオープンストッパー、ワンアクション電動スライドドアを採用しているため、狭い場所でもスムーズに乗り降りできます。新車価格帯はフレアが138万6,000円~183万1,500円(税込)、フレアワゴンは139万4,800円~205万9,200円(税込)です。
ワンボックスタイプの軽自動車として「スクラムワゴン」が販売されています。質感の高いボクシーなフォルムが特徴です。ワンアクション電動スライドドアや乗降グリップ&ステップ、一部グレードでは電動オートステップを採用しているため、スムーズに乗り降りできます。
ターボエンジンによるパワフルな走りも魅力です。新車価格156万9,700円~192万9,400円(税込)で販売されています。
マツダのSUV/クロスオーバータイプの軽自動車として「フレアクロスオーバー」があります。内外装ともにアクティブなデザインです。ラゲッジ部分は汚れや水分を拭き取りやすい素材を採用しているため、汚れた荷物も載せられます。
パワーユニットは、マイルドハイブリッドエンジンとターボエンジンの2種類です。最低地上高を180mm確保しており、4WDでは荒れた路面も十分に走れます。新車価格帯は144万2,100円~157万6,300円(税込)です。
現在、マツダの軽自動車はスズキからOEM供給を受けています。OEM供給とは、他のメーカーが販売している車を自社ブランドで販売する方法です。しかしマツダは自社生産も行っており、数々の名車を生み出しています。ここで、マツダ車の魅力と軽自動車・OEM車のメリット・デメリットをチェックしましょう。
マツダは、ロードスターやSUVをはじめ全車種に「人馬一体」という独自の設計思想を取り入れています。これはドライバーの考えと車の動きに一体感を持たせ、安心・安全なドライブを提供したいという考えです。
微小な動きから大きな動きまで、まるで体の一部かのように車を動かせるため、運転に慣れた人はもちろん、不慣れな人でも安心して乗ることができます。
マツダの車づくりの原点は、1931年に誕生した3輪トラック「マツダ号」です。当時の3輪トラックの先駆けとして大きな注目を集めました。1960年代から「R360クーペ」や「キャロル360」といった軽乗用車が登場しています。R360クーペは軽量・高性能な車を低価格で販売し、マイカーの夢を現実的なものにしました。
キャロル360は新開発の358ccエンジンや大人4人が余裕を持って乗れる室内空間で、圧倒的なシェアを確保しています。またスポーツカーでは1967年に「コスモスポーツ」が登場しました。はじめてロータリーエンジンを搭載した量産車を世に出しています。
マツダの軽自動車が自分に合っているか判断するためには、軽自動車とOEM車のメリット・デメリットを理解する必要があります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
軽自動車 | ・新車価格が普通乗用車より比較的安い ・自動車税や燃料などの維持費が抑えられる ・小回りが利いて駐車しやすい | ・車内が狭い ・乗車定員が少ない ・坂道などでパワー不足を感じる ・車体が軽い分、安全性に不安を感じる |
OEM車 | ・オリジナル車より安い ・納期が早い | ・オリジナルより人気が落ちる ・リセールバリューが落ちる |
マツダの軽自動車はさまざまな魅力を備えており、一般的な軽自動車のデメリットもカバーしています。主な魅力は「居住空間」と「操作性」「安全性」です。いずれも日常使用する上で重要なポイントになるため、ひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
マツダの軽自動車は、小さなボディの中にも広い居住空間を確保しています。室内長が長いため足元に余裕があり、大人4人が乗っても快適に過ごすことが可能です。荷室も広くシートアレンジも多彩であるため、乗員数次第で自転車やフロアマットなどの大きな荷物も積載できます。参考までにフレアの室内・荷室サイズを以下から参考にしてください。
項目 | サイズ |
---|---|
室内長(mm) | 2,450 |
室内幅(mm) | 1,355 |
室内高(mm) | 1,265 |
荷室開口高(mm) | 840 |
荷室幅(mm) | 1,180 |
荷室開口幅(mm) | 1,165 |
マツダの軽自動車は運転しやすい環境が実現されています。例えば、キャロルは広々とした視界に加えて最小回転半径4.4mとなるため、狭い路地や駐車場の取り回しもスムーズです。さらにコックピットはメーターやディスプレイ、スイッチ類が最適に配置しているため、少ない視線移動で運転に集中できます。
スピードメーター内にはマルチインフォメーションディスプレイが配置されており、衝突被害軽減ブレーキの稼働状況や平均燃費などの必要な情報をひと目で確認することが可能です。
マツダの軽自動車は、すべてセーフティ・サポートカーS・ワイドの対象車です。「被害軽減ブレーキ(対歩行者)」「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」「車線逸脱警報」「先進ライト」といった安全機能を搭載しています。
「ワイド」は、セーフティ・サポートカーSの中でも最も安全機能が充実した区分です。交通事故の発生防止・被害軽減をサポートしてくれるため、高齢運転者にも推奨されています。
マツダの軽自動車、新車・中古車どちらで購入しようか迷っている方もいるのではないでしょうか。新車と中古車にはそれぞれメリットがあります。それぞれのメリットを理解し、自分に合った購入方法を明確にしましょう。
新車は最新の装備に加えてメーカーオプションも選択できるため、装備にこだわりたい方に適しています。また、エコカー減税やメーカー保証で税金や修理費を軽減できるため、維持費を抑えたい方にもおすすめです。
主なメリットは以下のようなものが挙げられます。
中古車は、価格が安いことから短期で乗り換える予定の方に適しています。新車にはない限定車や廃盤カラーを求める方や、将来的な売却価値を気にせずカスタマイズを楽しみたい方にもおすすめです。
主なメリットは以下のようなものが挙げられます。
購入後に想像していた使用感とは異なると感じる場合もあります。購入後に悔やむことがないように、マツダの軽自動車5車種の評価レビューを見てみましょう。中古車価格と簡易スペックも合わせて紹介しますので参考にしてください。なお、価格は2022年9月12日時点のものです。
マツダ キャロルの中古車価格は、99万8,000円~125万円(税込)です。carview!の口コミを見ると『丸っこくて可愛いですね。ゆっくり乗れば20km/lを超えることもある燃費オバケです。』など、デザインや燃費性能が高く評価されていました。
他にも『軽自動車の中でも小型ではありますがリアシートを倒せばそれなりに入ります。』 と、ボディサイズに対しての積載量の大きさも評価されています。キャロルの簡易スペックは以下のとおりです。
項目 | スペック |
---|---|
WLTCモード燃費(km/L) | ガソリン:23.5~25.2 ハイブリッド:25.7~27.7 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,525 |
排気量(L) | 0.657~0.658 |
乗員人数(名) | 4 |
マツダ フレアの中古車価格は23万9,000円~139万8,000円(税込)です。carview!の口コミを見ると『枠を最大限に活かした広い室内。普通車を感じさせる小気味良い低速トルク。街中では嬉しいボディサイズに満足。』といった評価が見られました。フレアの簡易スペックは以下のとおりです。
項目 | スペック |
---|---|
WLTCモード燃費(km/L) | ハイブリッド:20.9~25.2 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,650 |
排気量(L) | 0.657~0.658 |
乗員人数(名) | 4 |
マツダ フレアワゴンの中古車価格は64万9,000円~195万5,000円です(税込)。carview!の口コミを見ると『乗り降りしやすく意識しないで走っても、かなりの高燃費。自転車2台乗車2名で積載性も抜群。』など、燃費性能や室内の使い勝手が高く評価されていました。フレアワゴンの簡易スペックは以下のとおりです。
項目 | スペック |
---|---|
WLTCモード燃費(km/L) | ハイブリッド:19.2~22.2 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,785~1,800 |
排気量(L) | 0.658 |
乗員人数(名) | 4 |
マツダ フレアクロスオーバーの中古車価格は、122万8,000円~179万9,000円(税込)です。carview!の口コミを見ると『燃費、乗り心地が良い。たまに家族が乗る車なので、充分な広さを感じる。』など、幅広い点が評価されていました。
また『OEMのマツダ車なので更に安く買えました。』と、OEM車の価格のメリットも評価されています。フレアクロスオーバーの簡易スペックは以下のとおりです。
項目 | スペック |
---|---|
WLTCモード燃費(km/L) | ハイブリッド:20.8~25.0 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,680 |
排気量(L) | 0.657~0.658 |
乗員人数(名) | 4 |
マツダ フレアクロスオーバーの中古車価格は52万5,000円~210万円(税込)です。carview!の口コミを見ると『ドア1枚が小さくて狭い駐車場でも乗り降りしやすい。何と言っても積載量がハンパない。』など、乗り降りのしやすさとワンボックスタイプゆえの積載量の大きさが評価されていました。
他にも『軽自動車のワンBOXなのにカッコ良い。』とデザインも高く評価されています。スクラムワゴンの簡易スペックは以下のとおりです。
項目 | スペック |
---|---|
WLTCモード燃費(km/L) | ガソリン:13.3 |
全長×全幅×全高(mm) | 3,395×1,475×1,910 |
排気量(L) | 0.658 |
乗員人数(名) | 4 |
マツダはさまざまなボディタイプの軽自動車を販売しています。運転しやすいコンパクトなサイズを求める方はキャロル、より室内スペースの広さを重視する方はフレアワゴンといったように、自分に合ったモデルを選択しましょう。
マツダの軽自動車は広い居住空間や充実した安全性能に加え、OEM車であるため価格の安さや納期の早さもメリットです。より安く購入したい方は中古車も視野に入れつつお考えください。
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