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メルセデスSL・海外試乗 甘美なスポーティネス!

ABCとダイレクトステアがもたらす、SL500の絶妙な乗り味

そしてもう一つの理由は、日本仕様の350にはABC(アクティブ・ボディ・コントロール)が装備されないからだ。これまた乗り比べてしまうとそのクオリティの差は歴然。新型SLの走りのキャラクターは、「ABC」と「ダイレクトステア」の2本柱から成り立っているといっても過言ではない。だから俄然、ABCの装備された550の方が魅力的なのだ。

ABCは、ワインディングを走っているときには限りなくロールやピッチングといった姿勢変化を抑えフラットライドを保ちながら、段差や荒れた路面など上下方向の入力はきわめてジェントルにいなしてくれる。このバランス感覚がいかにもメルセデスらしい。

そして、ABCと相まって新型SLクラスにスポーティな走りをもたらしているのがダイレクトステアと呼ばれる可変ステアリングギヤレシオだ。その構造は、電子制御によるアクティブなコントロールではなく、ギヤレシオの歯のピッチを変えるという、至ってシンプルなもの。なので、ダイレクト感もあるし、ステアフィールも良い。ちなみにこの点も550の方が350よりしっとりしていて好印象であった。直進時には安定性が高く、ステアリングを切り込んでいくとクイックに曲がってくれる。舵の効きが良いだけに、ボディが過敏に反応しすぎないABCの制御がなおさら有り難い。

その乗り味は、ジャガーXKよりもボディコントロールが効いていて、BMW650よりもコンフォート志向といった感じだろうか。

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