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iQ第3弾、岡崎五朗試乗 心配なこともいくつか…

スターティングプライスの落とし穴

見た目品質は、外観についてはほぼ文句なし。とくにディテールの作り込みは素晴らしい。テーマカラーのホワイトもいいが、ソリッドのブラックがこれほどよく似合うコンパクトは珍しい。硬質でありながら豊かな面の張りがリフレクションをきれいに映し込んでいる証拠だ。それに対し、ダッシュボードやATセレクター周りの見栄えは物足りない。エイのようなセンターコンソールパネルなどキラリと光る部分はあるのだが、その他の部分の素材や表面処理、いまひとつ統一感に欠ける色使いなどが室内を暗く地味な印象にしてしまっているようだ。その他、ルーフトリムの素材がニットではなく安っぽい不織布だったり、リアウィンドウ周りにトリムカバーが付いていなかったり、2DINタイプのナビを組み込むとダッシュボードが野暮ったいデザインになったりするのも「プレミアムカー」としては不満な部分だ。

まだ正式な発表はされていないが、スターティングプライスは130万円台と、思っていたより安めに設定されることになるらしい。これは僕の勝手な想像だが、作り手側の並々ならぬ情熱に対し、営業サイドが「こんな小さなクルマは高かったら売れない」という判断を下した結果、コストが削られたのかもしれない。しかしたとえ150万円台スタートでも、もっともっと質感を高くしたほうが、結果的にiQの競争力は高まったのではないかと思う。

というわけで、今後はインテリアにアルカンターラを張り込むなど、よりプレミアムな方向性をもつグレードの登場に期待したい。そんなモデルに欧州仕様に用意された1.4リッターディーゼルが搭載され、ギアボックスが6速DCTだったりしたら・・・これはもう買うっきゃないでしょう!

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