スズキが密かな強さを発揮、ホンダの巻き返しも始まる【ボディタイプ別売れ筋】

ミニバン部門：ステップワゴンが2位にアップ　首位はエスクァイア

ミニバン部門の5月の合計販売台数は4万1970台。市場シェアは26.2％で前月より少し減少したが、前年よりは0.6％アップしており、高い水準を保っている。2ヶ月連続で首位となったのは7109台を販売した「トヨタ エスクァイア」。4月24日に発売された新型「ホンダ ステップワゴン」は、5087台を販売し、4位から2位へと順位を上げている。

3位の「トヨタ ヴォクシー」は、ステップワゴンに抜かれたものの、過去1年に9回も首位を獲得している人気モデル。今後の巻き返しが期待される。なお4位には、クラス上の「トヨタ ヴェルファイア」が、5位にはエスクァイアやステップワゴンのライバル「日産 セレナ」が入っている。3位と5位の販売台数差は288台しかなく、十分に射程距離内。いまもっとも熱いミニバン市場でこれらの人気ミニバンがどのような戦いを繰り広げるのか、来月以降も注目していきたい。