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新型セレナ急上昇。輸入車市場はBMWが2位に【マーケット概況・8月】

軽自動車が回復基調に

8月は、新車販売が例年落ち込む傾向にある。今年もその例に漏れず、販売全体は7月比で2割弱縮小した。しかしながら前年比でみると、2.9%増と4ヶ月ぶりのプラスに。好調が続いていた登録乗用車が8月も伸びたことに加え、低迷していた軽自動車販売がだいぶ回復したことが全体の販売増に結び付いた。順に詳しく見ていこう。

登録乗用車全体は、前年比5.5%増の19万0749台で、2ヶ月ぶりにプラスに転じた。そのうち普通乗用車は13%増の10万2554台で、5ヶ月連続で前年を超えた。これは新型「トヨタ プリウス」の貢献が大きい。一方、小型乗用車は前年比2.1%減と4ヶ月連続で前年を下回った。ただ減少幅は小さいため、9月以降に予定される新車の登場でプラスに転じる可能性も期待できそうな状況だ。

軽自動車全体は、前年比2%減の11万3388台。20ヶ月連続の前年割れだが、対前年比でみた減少率は2015年1月以降でもっとも小さく、回復の波に乗っている。軽に強いスズキ、ダイハツが軽自動車部門で前年比プラスだったことと、「日産 デイズ」が販売を再開しランキング上位組への復活を遂げたことなどがプラス要因となった。

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