三菱の新型軽eKのおすすめはクロスのターボ。顔は不思議と見慣れる?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
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日産がもつ同一車線運転支援システムのプロパイロットを三菱版のマイパイロットとして、電動パーキングブレーキとセットのオプション(7万200円)で上位グレードに設定した。完全停止に対応するアダプティブクルーズコントロールと車線中央維持装置の組み合わせによって、高速道路でのダラダラ進む渋滞時などに真価を発揮する。先行車両が完全停止しても3秒以内に再発進すれば自車も自動的に再発進する。いよいよ軽自動車にもこのレベルの装備が付くようになった。早晩他社の軽自動車も追随するだろうが、しばらくは日産三菱のアドバンテージとして販売に貢献するだろう。
スズキジムニー、ホンダS660、ダイハツコペンなど一部に例外はあるが、規格と自主規制でがんじがらめにされた軽自動車は、登録車ほどには性能の開きもなければキャラクターの違いもない。デザインもほとんど顔つきしか違わないといっても過言ではない。価格もしかり。そんな中、6年間新車がなく、他社に遅れをとっていた日産三菱もようやく他社の最新モデルと肩を並べた。
多人数乗車の機会がなく、高速道路もほとんど使わないというならノンターボでもよいが、そうでなければターボがおすすめ。ただしターボはeKクロスにしか設定されない。大胆な顔つきを気に入った場合は問題ないが、おとなしい顔つきのターボが欲しいとなったら悩ましい。でも大丈夫。日産デイズがあるから。
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