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ハッチバック、セダン、軽が頑張るものの市場は再び軟調に【ボディタイプ別売れ筋・8月】

軽乗用車:トップ5の動きに変化なし、シェアは40%達成

軽乗用車部門は、前月比18.1%減の10万1005台を登録。乗用車全体に占めるシェアは40.0%と前月から0.5ポイント上昇し、今年1番の水準となった。ただ、トップ5の顔ぶれは前月と変わらず、順位の変動もなかった。

首位は「ホンダ N-BOX」で、前月比10.5%減の1万4514台を登録。10ヶ月連続で首位を守っている。2位「スズキ スペーシア」(1万0579台)は、N-BOXにこそ及ばないが、競争激しいこの部門で3カ月連続で2位の座を守っている。

3位「ダイハツ タント」(9150台)は、昨年11月に一度だけN-BOXを首位から奪った実力派。その後もコロナ禍で生産を休止した5月を除き、トップ5に入り続けている。ダイハツ車でそのタントに続いて人気なのが4位の「ダイハツ ムーヴ」。スーパーハイトワゴン系のタントほどの室内高やスライドドアが不要なユーザーを中心に人気を集めており、同カテゴリーでは確固たる人気を集めている。

5位は「スズキ ハスラー」(6384台)。ハスラーが属する軽クロスオーバーのカテゴリーには、6月にダイハツから「タフト」が登場したが、そのニューモデルを押さえて、上位を獲得。同分野のパイオニアとしてのプライドを示した。

さて2020年度上期を締めくくる9月は、どんな展開が待ち受けているのか。例年台数が増加する時期だけに、新車市場の回復に弾みがつくことを期待したい。

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