車の法定点検はいつ受けるの?必要性やかかる費用を見てみよう【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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法定点検を実施する期間によって、確認する内容や項目数が異なります。中には自分自身でチェックできる項目もありますが、安全性を保つにはセルフチェックだけでなくプロによる確認が必要です。
また、法定点検は車種や用途によっても点検内容に違いが生じます。ここからは法定点検のチェック項目について詳しく見ていきましょう。
車の安全性を高めて事故防止を目指すには、それぞれの車に適した点検が必要です。そのため法定点検の検査項目は、車種や用途によって異なります。車種と点検時期ごとの点検を行う項目数は、以下の表の通りです。
・自家用普通自動車、自家用軽自動車
12か月:27項目
24か月:57項目
・中小型トラック(自家用)、レンタカー(乗用車)
6か月:22項目
12か月:83項目
・大型トラック(自家用)、バス、トラック、タクシー(事業用)、レンタカー(乗用車以外)
3か月:50項目
12か月:100項目
・二輪自動車
12か月:33項目
24か月:51項目
(参考:点検整備の種類 国土交通省)
自家用の普通自動車や軽自動車であれば、12か月点検では下記をはじめとした27項目をチェックします。
・ステアリング装置のベルトのゆるみと損傷
・ブレーキの効き具合
・ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間
・タイヤの状態
・トランスミッションのオイル漏れ
なお、令和3年10月1日からはあらたにOBD点検も導入されました。OBDとは車載式故障診断装置のことです。電子制御機能を確実に機能させることを目的とした点検で、現在はOBDを導入している車は車種や年式を問わずOBD点検実施が義務付けられています。
24か月点検では、検査項目が57項目に増え、より細かいチェックが行われます。具体的な12か月点検と異なるチェック項目は、下記のとおりです。
・アーム類のゆるみ
・ブレーキドラムの摩耗や損傷
・電気配線の接続部のゆるみ
・エンジンの燃料装置の燃料漏れ
・フレームのゆるみや損傷
・フロント・ホイール・ペアリングのがたつき
ほかにも、緩衝装置の確認やガス発散防止装置の点検なども追加されます。
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