三菱のコンパクトカーシリーズ、ミラージュとデリカD:2の新型を発表

コンパクトミニバン「デリカD:2」をフルモデルチェンジ

デリカD:2は、スズキからOEM供給を受けるソリオをベースとしたコンパクトミニバンで、デリカシリーズのエントリーモデル。新型では、新開発のプラットフォームにより約100kgの軽量化を実現。軽量・小型の高効率な1.2Lエンジンとマイルドハイブリッドシステムの採用により、燃費は27.8km/L（FF）を達成している。

また、エンジンルームを最小化してホイールベースを30mm延長。先代よりも広い居住空間を確保し、さらに後席スライドドアの開口長を640mm（先代比＋60mm）に拡大することで、よりスムーズな乗り降りを可能にした。

予防安全装備は、約5～100km/hで走行中に作動する衝突被害軽減ブレーキシステム「FCM」（ステレオカメラタイプ）、誤発進抑制機能（前進時）、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、エマージェンシーストップシグナルなどを備えた「e-Assist（イーアシスト）」を全車に標準装備している。

グレード展開はベースモデルの「ハイブリッド MX」、充実装備の「ハイブリッド MZ」、ナビゲーションシステムを標準装備した「ハイブリッド MZ ナビパッケージ」、カスタムモデルの「カスタム ハイブリッド MV」で、全グレードにFFと4WDを設定した。価格は以下の通り。

ハイブリッド MX：178万7400円（FF）／191万3760円（4WD）
ハイブリッド MZ：193万3200円（FF）／205万9560円（4WD）
ハイブリッド MZ ナビパッケージ：206万640円（FF）／218万7000円（4WD）
カスタム ハイブリッド MV：196万3440円（FF）／208万9800円（4WD）