たまには二輪もどうでしょう? 気になる輸入バイク×3台にチョイ乗り
掲載 更新 carview! 文:今井 優杏/写真:編集部
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今回、ダントツで良かったのがコレ! トライアンフの「ストリート・トリプル RS」。トリプルという名の通り、765ccの3気筒エンジンが搭載されたモデルなのだが、3気筒にありがちなアイドリングのバラつきもなければ、スロットル開度に対しての吹けが良い意味で繊細でリニア。ギアもバランス良く、シフトショックもないという優等生っぷり。一般道~高速道を試乗してヘルメットを脱いだ瞬間、「これいい!」と思わず叫んだくらいだ。
765ccという決して小さくはないエンジンを搭載しているのに、綿密な軽量化の恩恵で跨がったときのバランスが絶妙。しかも、ライポジの取らせ方が上手なのだ。窮屈でもないし遠くもない。ステップに脚をかけ、ハンドルを握るだけで美しいポジションが勝手に完成するという仕組みである。
特筆すべきはコーナリング性能の高さだ。ゆったりしたボディサイズではあるのだけど、その体躯に似合わず身のこなしはかなり機敏。レーンチェンジやコーナリングできっちりコントロールさせてくれるのである。
ともすれば、腰下でブンブン振り回すことすらコワくない。むしろ無駄に振り回しても安定感が破たんしないから、コーナーばっかり選んで乗りたくなってしまうほどだ。
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