【EV化にはたくさんご意見をいただいた】「R32EV」公開 名車を後世に残す一つの方法
掲載 carview! 文:編集部 18
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日産は1月10日、伝説の名車「スカイライン GT-R」のR32型をベースに、最新のEV技術を搭載したコンセプトモデル「R32EV」を公開しました。
このプロジェクトは、日産の有志エンジニアによって発案され、30年前に誕生したR32 GT-Rが持つ「圧倒的な速さと運転する楽しさ」を現代のEV技術でどのように再現できるかという挑戦から始まりました。
R32EVは、オリジナルデザインを可能な限り忠実に再現しながら、現代の技術を取り入れてBEV化されています。ボディサイズは全長4545mm×全幅1755mm×全高1340mmとオリジナルと同一で、内外装のデザインも大きく変更されることなく、R32 GT-Rらしいシルエットが保たれています。
パワートレーンには、日産のEV「リーフ」に搭載されているモーターを前後に配置した4WDシステムを採用。モーター1基あたりの最高出力は218ps、最大トルクは340Nmというスペックですが、バッテリー出力の制限から前後モーターが同時に最高出力を発揮することはできません。
一方で、バッテリーやモーターの搭載により車重はオリジナルの1480kgから1797kgへと増加。このため、ブレーキシステムはR35型GT-Rのものが採用されています。また、ホイールはオリジナルデザインを踏襲しつつ、18インチにサイズアップしタイヤサイズも245/40R18へと変更されています。
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