新型アウディA6は新世代デザインと先進装備で高級路線のリードを狙う
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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インテリアもすでに発表されたA8やA7に準ずるもので、メカニカルスイッチを排した「MMIタッチ レスポンス 操作システム」による先進的なものである。ディスプレイ上のアイコンをタッチするとフィードバック(振動反応)があるので、より確実な操作が可能だ。この先進インターフェースによって、ダッシュボード中央の10.1インチ・タッチスクリーンを介して全ての操作を直感的に行うことができる。
新たに48Vのマイルドハイブリッドを採用したパワートレーンは、クランクに直結したベルト駆動のスタータージェネレータによって、最大で12kWの回生エネルギーをリチウムイオン電池に蓄電する。55~160km/hで負荷のないコースティング時にはエンジンが切り離され、7~22km/hの間でアイドリング・ストップ(正確にはエンジン・ストップ&スタート機能)も行なう。こうした総合的な省燃費対策によって最大で100km走行あたり0.7L低減させている。
先進のアシスタント・システムはA8並みに充実しており、たとえばトラフィックジャムアシストは法的条件さえ揃えば、最高速度や道路条件など制限付きでレベル3自動運転も可能になる。
新しいA6はアウディのネッカースウルム工場で生産され、2018年6月から販売が開始される予定である。日本での正確な発売時期は現時点ではまだ発表されていない。
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