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モータージャーナリストと名乗るのを躊躇させるのは一体なんなのか?

肩書の書かれ方で憤慨する

車社会にまつわるモロモロのため、わたしの血圧は今日もまた微上昇を記録した。

過日、ある女性著述業者が某メディアで自身の肩書を「ライター」と書かれたことに対して「わたしは作家。ライターじゃない」と憤慨したことが一部でちょっとした騒ぎになったが、「肩書問題」についてはかねてより少々思うところがある。

筆者も、自身の肩書を自動車ライターあるいはコラムニストではなく「モータージャーナリスト」と雑誌などに印刷されてしまう場合がたまにあり、そのたびに憤慨しているからだ。

なぜ憤慨するかといえば、私はmotor(自動車)に関するwriter(ライター)あるいはcolumnist(コラムニスト)ではあるものの、決して「journalist(ジャーナリスト)」などではないと思っているからだ。

そもそも「ジャーナリスト」というのはどういう意味なのか、わかっているようで実はわかっていない人も多いのではないかと推測する。

筆者が愛用している新明解国語辞典第七版によれば、ジャーナリストとは以下のような人のことを指す外来語だ。

“ジャーナリストとは、新聞・雑誌のニュース解説や原稿を扱う記者・編集者や、時事問題の執筆者(解説者)。[ラジオ・テレビなどについても言う]”

この定義に従うのであれば、筆者も「ジャーナリスト」ではあるのかもしれない。

もちろん政治経済の解説などできないが、雑誌やウェブサイトで「自動車にまつわる時事問題」を、まぁいちおう解説している。そして、そのことによって生計を立てている。となれば、名刺に「モータージャーナリスト」との肩書を入れるのも決して間違いではない。

だがそれを躊躇させるのは、ジャーナリストという言葉の辞書的な定義ではなく、個人的な「イメージ」である。

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