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トヨタ再浮上の鍵は? 11月のマーケット概況

ココも気になる!その2

VWが11月としては過去最高を記録し、輸入車市場をリード

 前年同月比が4カ月連続プラスと好調な海外メーカー製輸入乗用車は、1~11月累計でも18万1027台/前年同期比111.5%と、東日本大震災の影響を感じさせない売れ行きとなっている。これは輸入乗用車のエコカー減税対象車が充実したことで販売台数が増え、エコカー減税対象車の販売比率が53.2%と、初めて5割を超えたことが要因だ。海外メーカーはタイの洪水被害の影響も少ないことから、今年の目標であった販売台数20万台は達成できる見通しだ。

 この好調さを牽引しているのがVWだ。今年11月の5290台という実績は、11月単月としては過去最高で、軽自動車を除く3/5ナンバー乗用車のメーカーブランド別で、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スズキに次ぐ6番目となるほどの売れ行きなのだ。特に好調なのが「ポロ」と「ゴルフ」で、ポロは在庫不足が解消されたことで前年同月比44.9%増の1840台を記録。これで現行型ポロは09年10月の発売以来、3万台を突破した。またゴルフは8月以降に「ゴルフ ヴァリアント」と合わせて順次投入されたプレミアムエディションが好調で、前年同月比53.6%増となる1853台(ヴァリアント含む)が売れ、このプレミアムエディションがそれぞれ約70%以上の比率になるほどの量販グレードとなった。

 VWは世界市場でも好調で、アウディやセアト、シュコダを含むグループ全体の総販売台数(商用車除く)になるが、11月単月で約45万台/前年同月比14.5%増、1~11月累計では約469万台/前年同期比12.4%増と過去最高を記録した。

 日本国内では、低金利ローンやメンテナンス費用が無償となるパッケージプランといった販売支援策も効いている。クルマの出来だけでなく、総合力で勝負するVWが11月末時点の海外メーカー製輸入乗用車市場シェア29.9%をどこまで伸ばせるか、要注目だ。

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