新型MINIコンバーチブル どこでもオープン!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:BMWジャパン
翌日はスパイクタイヤ装着のMINIクーパーSコンバーチブルの助手席で、雪上ドライブを楽しむことができた。しかもステアリングを握るのは、1967年のモンテカルロ・ウィナーであるラウノ・アルトーネンという贅沢な趣向。その驚くべき妙技は、御年71歳とはとても思えぬものだった。そしてその後は自分たちで、DSCオン/DTC/DSC完全オフを体感。その時もサイドブレーキや左足ブレーキを併用することで、雪の上でもクイクイと曲がるハンドリングに痛快なフィーリングを得られた。
しかし、である。実は初日のテストドライブは設定ルートが長い上に、途中から雪も本格的に降りだした。だから我々は屋根を閉めようとしたのだが、どうやっても屋根が閉じない。信号待ちで止まると室内に雪が降り注ぐ…そんな状況をも味わったのだ。ただこれはMINIのせいではなく、自分たちのせい。ラゲッジに荷物を入れたときに、イージーローダーシステムのカバーを戻すのを忘れていただけという単純な理由だ。
また今回の試乗車には、オートストップと呼ばれるアイドリングストップ機構が備わっていたが、残念ながら条件を満たさないためか作動を確認することができなかった。また、実際には試乗の後半、暗くなってきた上に寒さも感じたのだけど、今思い返せば乗り味もこれまでの2ドアより良いものに感じられた。スタッドレスを装着していることを差し引いても、意外にしなやかな面を見せてくれたといえる。
それにしても、今回の試乗会は実に確信犯的なもので最初は面食らったが、帰る頃にはそのこと自体が好印象に思えた。なぜならこうした発想自体、MINIというブランドを象徴しているからである。やはりクルマは愛されるキャラクターが重要。そう思うと、試乗会を企画する側にこんなユーモアがあるからこそ、我々の目の前に差し出されるクルマにも、何ものにも代え難い魅力が宿っているのだろうと思えたのだった。ちなみに日本上陸は間もなく。日本でなら雪ではなくて、桜吹雪の中でオールウェイズ・オープンが楽しめそうだ。
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