BMW C 400 XとC 400 GTはファッションセンスが正反対の兄弟アーバンスクーター

どちらも走りは軽快だけどどちらを選ぶかは難しい選択

実際の走りについては、どちらもヤマハの250ccスクーター、XMAXとほぼ変わらない比較的コンパクトな車体に、350ccのエンジンということもあり、左右の切り返しなど、ヒラヒラとは言わないまでも少ないアクセル操作で車体をコントロールできる軽快さを感じます。これなら狭い路地でもよっこらしょと車体をこじるような操作は必要なさそう。また、GTのほうは、カウルにちょっと身を屈めると、風切り音が無くなり、高速道路をちょいと流す場合にも疲れが軽減できそうです。

買えるとしたらどちらにするかと問われれば、もうこれは好みの世界なわけですが、アクティブな見た目で街角でも目を引きそうなXか、オーソドックスな見た目でオールマイティに使えそうなGTか、大人の生き様が問われそうです（おおげさ）。

いずれにしても、かつてのビッグスクーターブームが去り、よりコンパクトな150ccクラスに人気がシフトしている国内スクーター市場ですが、余裕のエンジンにオールマイティーな使い方のできるBMW C400XとC 400 GTは、大人のライダー諸氏にとって、悪くない選択肢となりそうな気がします。

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