アウディA6 ビッグMC!新ユニット3.0TFSI搭載
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:中野 英幸
言われなければ過給器付きとは見破れないかもしれない。3.0TFSIはそれぐらい自然な、段付き感の無いフィーリングに仕上がっている。しかし、その低回転域での力強さは自然吸気ではまず味わえないものだ。それでいて、いざ鞭をくれてやればトップエンドまで爽快に伸びてもくれる。スーパーチャージャーということで危惧したサウンドも上質。非常に良く出来たエンジンだと言い切れる。
しかし欲を言えば、もう少し新エンジンならではの有り難みが濃厚でもいいかな? という気はした。エンジン自体の特性云々より、たとえば6速ATの変速スケジュールを、きわめて低回転域でシフトアップさせるよう追い込む、なんて試みがあっても良かったかもしれない。いや、その徹底的にクールな違和感の無さこそが良いとも言えるのだけれども…。
シャシーの変更点として挙げられているのはフロントダンパーの大径化やクワトロシステムの基本前後トルク配分の40:60への変更といった辺りしかないが、実はこれまでにも徐々に進化の手が加えられてきたこともあって、そのフットワークは登場初期のA6とは別物だ。軽くて手応えの無かったステアリングには適度な重みが与えられ、時折顔を出すチグハグな挙動に、全長の長さや重量バランスの悪さを意識させたハンドリングも随分と落ち着いた。
残念なのは相変わらず硬めで、且つ上下方向への揺すられ感が強い乗り心地だが、アダプティブエアサスペンションを標準装備としたS-lineならば、それもほぼ気にならないレベルとなる。19インチタイヤを履くと考えれば、むしろ積極的に評価できる乗り味だ。
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