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ミシュランの新型スタッドレスは磨耗時の劣化を抑える新技術を搭載

スタッドレスタイヤは磨耗時の性能で選ぶ時代に

冬の雪道ドライブを40年以上も経験してきた私でも、スタッドレスタイヤを選ぶときは夏タイヤ以上に慎重になる。雪道は新雪、圧雪、アイスバーン、ミラーバーンなどタイヤが苦手とする路面が次々と現れるが、なかでも経験上、スタッドレスタイヤは磨耗してきた時の性能低下が気になるものだ。

タイヤが減ると排水能力が低下するし、古くなったゴムは硬化するため粘着力が低下しやすい。逆に言えば、ある程度減っても、あるいは数年使っていても、なるべく新品に近い性能が得られれば、そのタイヤは自分にとっては最良のタイヤとなるはずだ。わかりきったことだが、タイヤは人の命を乗せて走っている。

スタッドレスの場合、むしろサマータイヤよりも性能低下は激しいかもしれない。今回ミシュランが開発した新製品「X-ICE3+(エックスアイス スリープラス)」は従来の「X-ICE XI3(エックスアイス エックスアイスリー)」(継続して発売中)を進化させたもので、まさに私が気になっている、減った時の性能低下をできるだけ抑える技術を投入してきた。

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