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激アツ!ハイブリッド戦線。2010年の展望は?

各ブランドの「ココも気になる!」その1

●レクサス:ハイブリッドカー人気で前年を上回る

 08年は急激な景気後退の影響で、2万5945台、前年比74.5%と前年割れだったが、09年はハイブリッドSUVの「RX450h」やハイブリッド専用モデル「HS250h」の投入が当たり、7月から6カ月連続で前年同月比がプラスに転じ、2万8167台で前年比108.6%と前年を上回った。とはいえ、04年にレクサスブランドが設立された当初の年間目標は4万台。のちに3万台に下方修正されたが、まだ道半ばといった状況だ。車両価格を問わず、環境性能が必須要件となった今、どう新しいプレミアム感を訴求していくのか、今後の戦略に注目したい。

●トヨタ:ハイブリッドカーの拡充に活路を見いだす

 09年3月期の決算で、連結営業利益4610億円マイナスとトヨタ史上初の赤字転落となったが、5月にモデルチェンジした3代目「プリウス」が爆発的にヒット。半年以上の納車待ち状態ながら、年間20万台以上を売り上げた。それでも台数的には国産乗用車合計123万6769台で前年比96.1%と前年を上回れなかった。ただ12月に発売されたハイブリッドセダン「SAI」が12月単月で3798台と好スタート。前年同月比では5カ月連続で2ケタ増と完全に勢いを取り戻している。先日のデトロイトショーでハイブリッドコンセプト「FT-CH」を公開するなど、ハイブリッドカー路線ばく進中だ。

●日産:モデルチェンジの成否がカギ

 08年後半にモデルチェンジが相次いだこともあり、09年は「スカイラインクロスオーバー」、「フーガ」ぐらいしか注目のニューモデルがなかった日産。それでも4月から始まったエコカー減税にいち早く対応するなど、フットワークの良さで勝負に出たが、軽乗用車を含めた乗用車で52万235台、前年比89.8%と2ケタのマイナスになってしまった。EV専用モデル「リーフ」の公開で話題を集めたものの、実弾不足が響いた形だ。今年は「マーチ」、「エルグランド」、「セレナ」、「ティーダ」と主要モデルがモデルチェンジ時期となる。それだけに日産復活のカギを握る一年になりそうだ。

●ホンダ:切れ目のないモデルチェンジで2年連続のプラスに!

 08年はフィットが国産3/5ナンバー乗用車の年間トップとなり、ホンダ全体でも前年を上回る売れ行きになったが、09年も「インサイト」が月平均8480台と月間販売目標5000台の1.7倍となる大ヒット。堅調に売れた「フィット(乗用車ランキング3位)」、「フリード(同10位)」に加え、10月にモデルチェンジした「ステップワゴン」も11月7501台、12月7075台と月間販売目標6000台をクリア。軽乗用車は前年比80.8%と落ち込んだが、これを含めた乗用車合計で59万3945台、前年比101.6%と2年連続で前年を上回った。今年は「CR-Z」、「フィット ハイブリッド」でトヨタの牙城に迫る。

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