タントの内装はこだわりの居住性が魅力。競合車と価格を比較してみよう【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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タントは先進の予防安全機能「スマートアシスト」を搭載した、ダイハツのハイトワゴンです。タントに乗る人全てに安全と笑顔を届けてくれます。安全性や機能性に優れているタントの、内装について気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、タントの内装の魅力を解説します。他の車と比較中の方も、最後まで読めば車選びの参考となるでしょう。
まずは、タントの内装の特徴を5つ紹介します。タントはファミリーユーザーや年配の方など、年齢にかかわらず使いやすさや快適性を感じられる内装です。
はじめてタントの購入を検討している方、旧モデルのタントからの乗り換えを検討している方も、現行モデルの魅力が分かりますので参考にしてください。
従来のタントでも採用されていたミラクルオープンドアは、現行モデルに変わっても備わっています。ミラクルウォークスルーパッケージはさらに利便性を追求し、乗り降りのみならず、車内の移動のしやすさも加えられました。
運転席は540mm、助手席は380mmも前後へスライドが可能です(グレード別メーカーオプション)。この大きなスライド量を生かし、運転席から外へ出ることなく後部座席へスムーズに移動できます。子どものお世話をする際に重宝するでしょう。
現行のタントへモデルチェンジする際、運転席周辺の操作性の向上が図られました。
メーターパネルには、4.2インチの高精細液晶ディスプレイが内蔵されています。エンジン回転数や安心・安全運転に関する情報などが表示されるカラーディスプレイです。
従来、オートエアコンの温度調整は操作パネルを見ながら行わなくてはなりませんでした。視界が前方から大きくそれるため、運転中は危険です。現行モデルではエアコン操作に応じてディスプレイに表示されるように変更され、安全運転に貢献しています。
スーパーハイトワゴンならではの広い車内空間も確保されています。
タントの室内寸法は、長2,125mm×幅1,350mm×高1,370mmです。子どもが立って着替えることもできるでしょう。メーターパネルの高さは低く設計されており、運転席に座ると視界の良さが実感できます。
フロントガラスの左右に位置するAピラーは細いため、左右の安全確認もしやすい点が特徴です。
収納力の高さも、タントの魅力のひとつです。フロントシートには、カップホルダー(運転席・助手席)・グローブボックス・プルハンドル・ドアポケット・ボトルホルダー・インパネトレイ・インパネアッパーボックス(USBソケットあり)が備わっています。
リアシートに座る人の利便性も忘れられてはいません。リアシートにはシートバックポケット・クォータートレイ・ボトルホルダーが備えられています。
一部グレードには格納式テーブル(カップホルダー付き)も備わっており、子どもがリアシートで食事をする際などに重宝するでしょう。
タントには別グレードのタントカスタムがあることをご存知でしょうか。タントカスタムは標準モデルのタントとは違い、所々に「大人らしい上質なカスタム」が施されています。
タント・タントカスタムの違いを、内装・外装別に見ていきましょう。
内装は運転席周辺とシートを比べると、違いが分かるでしょう。シフトノブやエアコンの操作パネルが集結しているセンタークラスター部分は、タントカスタムのほうがデザイン性や機能性に優れています。
フロントシートは、タント・タントカスタムともベンチシートです。ただし、素材はタントがフルファブリックシート(布生地)で、タントカスタムはソフトレザー調シートを採用しています。
車の印象を左右する外装にもさまざまな違いがあります。
タントカスタムには、最も目立つフロントマスクにエアロバンパーが取り付けられ、タントとの表情の違いを感じ取れる特徴のひとつです。
さらにタントカスタムのフロント部分には、LEDフォグランプとオールデイイルミネーションランプが標準装備されています。フォグランプを使用する機会の少ない方でも、フロントマスクのワンポイントとして楽しめる装備です。
タントのホイールは、14インチのスチールホイールが標準装備されています。対してタントカスタムは、グレード違いで14インチアルミホイールや15インチアルミホイールが装備されており、よりデザインを重視したい方におすすめです。
タントカスタムは、電動スライドドアが左右に標準装備されているため、年配の方でもスムーズな開け閉めができます。
タントとタントカスタの違いは、内装や外装だけではありません。前述したようにタントカスタムにはアルミホイールを使用したり、両側電動スライドドアを採用したり、タントよりも利便性に優れています。
利便性の高さの差が価格面にも表れているため、タント・タントカスタムで迷われている方は参考にしてください。
以下はタントの新車価格と中古車価格です。
X ターボ
新車価格:165万円~177万1,000円
中古車相場:59万8,000円~268万円
X
新車価格:154万円~166万1,000円
中古車相場:59万8,000円~268万円
L
新車価格:138万6,000円~151万2,500円
中古車相場:59万8,000円~268万円
(2023年5月時点の情報です)
以下はタントカスタムの新車価格と中古車価格です。
カスタムRS
新車価格:187万円~199万1,000円
中古車相場:59万8,000円~268万円
カスタムX
新車価格:178万2,000円~190万3,000円
中古車相場:59万8,000円~268万円
(2023年5月時点の情報です)
車のSNSサイト「みんカラ」には、タントの内装の広さに関する口コミが寄せられています。
『室内での動きは、動線が広く、着替えも楽で良い車だと感じています。』
と、口コミを投稿しているのは家族で利用しているオーナーです。大きく開くミラクルオープンドアは、開口幅のみならず、余裕のある高さも確保されています。
服が汚れてしまって子どもが着替えをする際にも、重宝する広い内装です。
タントは収納力や使いやすさなどの魅力が詰まっており、ファミリーユーザーからも多くの人気を集めています。ファミリーユーザーから人気がある軽自動車は、タントだけではありません。
ここからは、タントと同じくファミリーユーザーにとって使い勝手の良い車を紹介します。タントとどのような違いがあるのか比較してみましょう。
N-BOXのガソリンタンクは、一般的な車とは異なる位置に配置されています。ホンダの技術「センタータンクレイアウト」と呼ばれ、フロントシートの下に配置されているのが特徴です。この独自レイアウトを採用したことで、室内空間が確保されています。
新車価格は146万8,500円~206万2,500円です。中古車は1円~339万円で流通しています。
(2023年5月時点の情報です)
スズキが販売するスペーシアも、タント同様スーパーハイトワゴンに分類されます。しかし、同じスーパーハイトワゴンでも車体の高さに差があるのが特徴です。
タントの車体は全高1,755mm~1,775mm確保されています。対するスペーシアの車体は1,785mmです。車体の全高が異なるぶん、室内寸法にも差が発生しています。タントの室内は全高1,370mmですが、スペーシアは1,410mmです。
室内の広さに差はありますが、燃費の面ではスペーシアよりもタントのほうが優れています。新車価格は131万2,300円~165万6,600円です。中古車は39万8,000円~296万円で流通しています。
(2023年5月時点の情報です)
ルークスは、2009年12月から販売開始された日産の軽自動車です。現行モデルはタントと変わらない全高が確保され、スーパーハイトワゴンに分類されます。
ルークスの特徴はリアシートのスライド量です。4人の乗車スペースを確保しながら、リアシートを前方へ大きくスライドできます。その際、全長675mmのラゲッジスペースを利用可能です。
ルークスの新車は、163万7,900円~224万8,400円で販売されています。中古車の相場は74万8,000円~268万円です。
(2023年5月時点の情報です)
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