ホンダN-BOXが販売ランキング6ヶ月連続の首位【マーケット概況・2月】

クリーンディーゼル車の比率が過去最高に

外国ブランド乗用車の新規登録台数は、前年比2.3％減の2万2744台で2ヶ月連続でマイナスとなった。新型車効果が薄れたことなどが主な原因。一方、クリーンディーゼル車の比率は24.1％に達し、過去最高を記録した。

ブランド別では、メルセデス・ベンツが36ヶ月連続で首位を守った。登録台数は前年比0.7%増の5066台。2位には3944台を売ったフォルクスワーゲンがつけた。フォルクスワーゲンは2月にクリーンディーゼルエンジン搭載のミドルサイズセダン／ワゴン「パサート」を発売し、3月には主力車種である新型「ポロ」の導入を開始。新車攻勢を仕掛けている。今後台数の積み上げが見込まれる。

3位BMWは前年比8％減の3628台とやや販売が鈍化している。昨年は新型「5シリーズ」の新型車効果で賑わっていた反動もある。4位はアウディ、5位はBMWミニの順。

なお市場全体は縮小傾向となった一方、BMWミニやジープなど4ブランドが2月単月の過去最高を記録した。