さらに過激になったアルファード/ヴェルファイア。走りや安全性能は?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 10
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レクサスGSに採用されているトヨタの新世代3.5リッターV6エンジンが8速ATと組み合わされてアル/ヴェルに採用された。アクセルを踏み込むと心地良いエンジン音が適度に運転席まで響いてくる。実際の加速力も不満なし。このクルマで飛ばそうとは思わないが、同じペースで走るにしても直4エンジン搭載車よりもわずかなアクセル操作でゆったりと走らせることができるので、高いだけのことはあるなと思わせる。2.5リッター直4ではなくこっちにハイブリッドを組み合わせたら相当魅力的なパワートレーンになるのでは? と夢を見る。需要はあると思う。
これまで予防安全パッケージのトヨタ・セーフティセンスPが備わっていた両モデル。マイナーチェンジを機に最新世代の(セーフティセンスPあらため)セーフティセンスが全車標準装備されることになった。対車両と対歩行者(昼)だけだった自動ブレーキが、対自転車運転者と対歩行者(夜)も検知可能になったほか、道路上の白(黄)線を検知して車線逸脱の可能性をドライバーに警告するレーン・ディパーチャー・アラートが、車線逸脱警告に加えて車線中央を維持すべくステアリング操作をアシストするレーン・トレーシング・アシストへと進化した。白線が検知できない場合にはガードレールや縁石などを検知して車線中央を維持しようとするほか、道路脇に検知できるものがない場合には先行車に追従して車線維持を試みる仕組み。このほか、リヤクロストラフィックアラートやブラインドスポットモニターなども新設された。
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